Reading Journal 2nd

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『ナルニア国物語』『ゲド戦記』
中村 圭志 『ファンタジーに秘められた宗教』より

『ナルニア国物語』はキリスト教の贖罪と良心を通じた伝道意図を持つ。『ゲド戦記』はカウンターカルチャーを背景に東洋の宗教の影響を受けている。この二つの作品は、伝道の書としてのファンタジーから個人の霊性を重んじるものへの変化を映す:『ファンタジーに秘められた宗教』より
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信と不信の共存 – 聖書はファンタジーなのか(その3)
岡本 亮輔 『キリスト教入門の系譜』より

椎名麟三は、共産主義の挫折を経てニーチェとドストエフスキーの影響からキリスト教へ回心した。しかし聖書への「信」と「不信」の間を揺れ動く。しかし「理由を示さないことが聖書の本質」であることに気づき、イエスの復活に人間の自由を見た。:『キリスト教入門の系譜』より
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東聖 – 隠逸の人
宮元 啓一 『日本奇僧伝』より

東聖は、名前や出自など一切の名跡を捨て去り、山中で隠遁生活を送った希有な聖である。そして死期を悟ると焼身供養を遂げ、跡形まで消した。こうした焼身供養は法華経に由来する最高の供養とされ、自らの身を焼き往生を遂げた僧の逸話が語り継がれている:『日本奇僧伝』より
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竹林の七賢/ 杜預 — 三国・西晋 (後半)
井波 律子 『奇人と異才の中国史』より

竹林の七賢は、魏から西晋への動乱期に老荘思想を拠り所として自由な生き方を追求した知識人集団である。一方、杜預は軍事家として呉を滅ぼし天下統一に貢献するとともに、歴史家として『左伝』研究を深めた文武両道の傑出した人物である。:『奇人と異才の中国史』より
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赤い牧師の逆回心 – 聖書はファンタジーなのか(その2)
岡本 亮輔 『キリスト教入門の系譜』より

赤岩栄は、教会の戦争協力への反省から、牧師の立場のまま共産主義に接近し入党宣言をした。やがて聖書研究を深める中で復活や再臨にも疑問を抱き「逆回心」を経験する。そして、教義よりも弱者に寄り添う「イエスのヒューマニズム」に到達した。:『キリスト教入門の系譜』より
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『銀河鉄道の夜』(その3)
中村 圭志 『ファンタジーに秘められた宗教』より

『銀河鉄道の夜』は、「初期形」では「伝道のための書」として書かれていた。しかし、賢治は「最終形」では、教理の押し付けを避け、その解釈に多元性を与え、教理への道を読者に委ねる文学的な作品として昇華させている。:『ファンタジーに秘められた宗教』より
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平等 〔付〕 桃水 – 隠逸の人
宮元 啓一 『日本奇僧伝』より

比叡山の学僧であった平等は、無常を悟って突然出奔し、乞食となった。名利を徹底して捨て去り、人知れず入滅したその生き方は後世に深く敬慕された。あわせて紹介される桃水も住職の地位を捨てて乞食となり、極限の極貧のなか慈悲を実践した人物である。:『日本奇僧伝』より
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曹操 / 諸葛亮 / 華佗 — 三国・西晋 (前半)
井波 律子 『奇人と異才の中国史』より

ここでは、三国時代を代表する曹操・諸葛亮・華佗を紹介する。曹操は人材登用と制度整備で魏の基礎を築き、諸葛亮は蜀の内政と北伐に尽力した。華佗は外科手術も行った伝説的名医で、『三国志演義』によってその名声はいっそう高められた。:『奇人と異才の中国史』より
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南原繁と矢内原忠雄 – 聖書はファンタジーなのか(その1)
岡本 亮輔 『キリスト教入門の系譜』より

戦後の東大総長を務めた南原繁と矢内原忠雄は、無教会主義のもと学問と信仰に向き合った。南原は両者を切り分け個人の信仰と主体性を重んじた。一方、矢内原は科学的理性を過信せず聖書の絶対性を説き、内村と同じく再臨も肯定した。:『キリスト教入門の系譜』より
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千観 – 隠逸の人
宮元 啓一 『日本奇僧伝』より

千観は学問僧として名声を得ながらも、空也の「身を捨ててこそ」という言葉に衝撃を受けて隠遁生活に入った。念仏修行と著述に励む一方、渡し場で人々を助ける利他行を実践し、その温厚な人柄から慕われ、後に里人の尽力により金竜寺が開山された。:『日本奇僧伝』より