2026-08

Reading Journal 2nd

平等 〔付〕 桃水 – 隠逸の人
宮元 啓一 『日本奇僧伝』より

比叡山の学僧であった平等は、無常を悟って突然出奔し、乞食となった。名利を徹底して捨て去り、人知れず入滅したその生き方は後世に深く敬慕された。あわせて紹介される桃水も住職の地位を捨てて乞食となり、極限の極貧のなか慈悲を実践した人物である。:『日本奇僧伝』より
Reading Journal 2nd

曹操 / 諸葛亮 / 華佗 — 三国・西晋 (前半)
井波 律子 『奇人と異才の中国史』より

ここでは、三国時代を代表する曹操・諸葛亮・華佗を紹介する。曹操は人材登用と制度整備で魏の基礎を築き、諸葛亮は蜀の内政と北伐に尽力した。華佗は外科手術も行った伝説的名医で、『三国志演義』によってその名声はいっそう高められた。:『奇人と異才の中国史』より
Reading Journal 2nd

南原繁と矢内原忠雄 – 聖書はファンタジーなのか(その1)
岡本 亮輔 『キリスト教入門の系譜』より

戦後の東大総長を務めた南原繁と矢内原忠雄は、無教会主義のもと学問と信仰に向き合った。南原は両者を切り分け個人の信仰と主体性を重んじた。一方、矢内原は科学的理性を過信せず聖書の絶対性を説き、内村と同じく再臨も肯定した。:『キリスト教入門の系譜』より
Reading Journal 2nd

千観 – 隠逸の人
宮元 啓一 『日本奇僧伝』より

千観は学問僧として名声を得ながらも、空也の「身を捨ててこそ」という言葉に衝撃を受けて隠遁生活に入った。念仏修行と著述に励む一方、渡し場で人々を助ける利他行を実践し、その温厚な人柄から慕われ、後に里人の尽力により金竜寺が開山された。:『日本奇僧伝』より
Reading Journal 2nd

『銀河鉄道の夜』(その2)
中村 圭志 『ファンタジーに秘められた宗教』より

ジョバンニは「覚醒体験」と共に、「喪失体験」も経験している。その喪失体験には妹トシとの死別が重なりあう。この二つの体験により、輪廻のどこにいても菩薩の道をどこまでも進むという遠大な来世観と救済の精神を作品に託した。:『ファンタジーに秘められた宗教』より
Reading Journal 1st

[再掲載]「楽しいムーミン一家」
冨原 眞弓 『ムーミンを読む』より

(初出:2006-02-25)の再投稿:「楽しいムーミン一家」冨原 眞弓 『ムーミンを読む』より
Reading Journal 1st

[再掲載]「ムーミン谷の彗星」
冨原 眞弓 『ムーミンを読む』より

(初出:2006-02-24)の再投稿:「ムーミン谷の彗星」冨原 眞弓 『ムーミンを読む』より
Reading Journal 2nd

司馬遷 / 班超 — 春秋・戦国・漢 (その3)
井波 律子 『奇人と異才の中国史』より

司馬遷は、『史記』を完成させた大歴史家である。宮刑という屈辱を受けながらも執筆を続け、紀伝体を創始した。一方、班超は、匈奴を討伐し西域を統括した大軍事家である。彼は、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」の故事を残した。:『奇人と異才の中国史』より
Reading Journal 2nd

ヴァイニング夫人と光の子 — 生まれ変わる聖書と日本人(その4)
岡本 亮輔 『キリスト教入門の系譜』より

占領期、日本のキリスト教化政策は皇室にも及び、皇太子の家庭教師にヴァイニング夫人が選ばれる。彼女はクエーカーの思想に基づき、教義や儀式よりも内なる良心を重視した教育を実践した。このクエーカーは無教会主義とも親和性がある。:『キリスト教入門の系譜』より
Reading Journal 2nd

理満 – 隠逸の人
宮元 啓一 『日本奇僧伝』より

理満は、自身の愛欲を断つため「不発の薬」を用い、法華経読誦と流浪のなか渡し守や病人救済などをして利他業を積んだ隠遁僧である。そして釈迦と同じ二月十五日に入滅することを願い、法華経をとなえながら念願の最期を迎えた。:『日本奇僧伝』より