パラグラスのつなぎ方
篠田 義明 『コミュニケーション技術』より

Reading Journal 2nd

『コミュニケーション技術』 篠田 義明 著
 [Reading Journal 2nd:読書日誌]

第六章 パラグラフのつなぎ方

今日のところはいよいよ最終章「第六章 パラグラフのつなぎ方」である。ここでは、複数のパラグラフをどのように並べるかが解説されている。それでは読み始めよう。


パラブラフが二つ以上ある文章は、一つの主題を論及するパラグラフのつながりである。したがってパラグラフの順序が問題となる。わかりやすい文章を書くには、パラグラフ間に論理的な関連を持たせながら効果的につなぐ必要がある

全体の構成

どんな文章でも、序文本文結論の構成を取るのが無難である。

  • 序文:パラグラフを総論から各論へと展開させながら、分析すべき主題、主題についての意見、問題点・解決などを中心とする。
  • 本文:序文で述べた事柄の詳細を述べる。それぞれのパラグラフで分析すべき主要点、問題点の賛否、事実・実例・経験・図などを用いての説明などを述べる。
  • 結論:本文で決定した判断や説明している点などを述べる。

これらのパラグラフを五章で説明されたいずれかの展開法を用いて有機的に結合する。

パラグラフの連結

無造作につながったパラグラフは読み手とって理解がしづらいものとなる。分かりやすい文章を書くには、それぞれのパラグラフを具合よくつなぐ必要がある

パラグラフのつなぎ方として、次のようなものがある

  • 直前のパラグラフ中の主用語を繰り返す方法
  • 直前のパラグラフの中の主要語句を繰り返す方法
  • 直前のパラグラフの中の大切な内容を繰り返す方法
  • 主題中の主用語句をそれぞれの最初のパラグラフで繰り返す方法
  • 接続詞を使う方法
文と文を論理的に結合しないと、その間に「穴が開く」結果となり、読み手の推論に委ねなければならない。実用文では推論は危険である。パラグラフとパラグラフを理詰めで繋がないと、文章に隠されている前提を、推論で理由づけるようになるので、全体の筋がつかみ難くなる。(抜粋)

[完了] 8

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