ChatGPTでリーディングを学ぶ
谷口 恵子 『AI 英語革命 Ver.3』より

Reading Journal 2nd

『AI 英語革命 Ver.3』 谷口 恵子 著
[Reading Journal 2nd:読書日誌]

第3章 ChatGPTでリーディングを学ぶ

今日のところは「第3章 ChatGPTでリーディングを学ぶ」である。英語学習には、「正しい英語の大量インプット」が大切である。リーディングもリスニングもインプットとなるが、大量のインプッをしたいと思った場合は、たくさんの英文を読むのが良い。しかし実際には、英語の参考書やテキストは、自分の興味のある英文ばかりが載っているわけではなく。気になる洋書や雑誌の記事は難しすぎる。

しかしChatGPTならば自分の興味関心に合った英文を無限に作ってくれます

自分が指定したテーマの英文を作ったり、既存の英文を特定のレベルの英文に書きかえることもできる。

12 英語の長文を作ってもらう

英語のリーディングを継続するには「自分に興味のある内容」のものを読むことが大切ですが、それを、参考書はテキストから探すのは大変である。しかし、ChatGPTを使えば、自分の興味のある分野の英文を作ってもらうことができる。

プロンプトとしては、

「○○××」に関する「△△ワード」くらいの英文を作ってください

とすればよい。

13 英語の長文を翻訳してもらう

ChatGPTは翻訳専用ツールと同じように翻訳に使用することもできる。会話の流れで翻訳してもらえるので大変便利である。

先ほどのように英文を作ってもらってから,プロンプトに「翻訳してください」と指定すると、翻訳してもらえる。

さらに、訳してもらいたい英文を張り付けても、翻訳することが出来る。さらにChatGPTは、訳してもらいたい英文が載っているURLを張り付けても翻訳してもらえる。ただし、このURLから訳してもらうにはWebとの連動が必要である。有料版の場合はWebとの連動は可能であるが、無料版の場合は回数制限がある。

また、あまりにも長い英文の場合は、訳している途中で止まることがある。その場合は「続けて」と指定すると良い。

14 精読(ディープリーディング)を手伝ってもらう

「精読(ディープリーディング)」とは、「英語の構造や単語をしっかりと調べたり、確認しながら読む」ことである。このようなトレーニングは、良いインプットとなる。ChatGPTにわからない文法を質問しながら読むことが出来る。

プロンプトに「次の英文の文法を解説して」と入力すれば丁寧に文法を解説してくれる。

15 英語のレベルを指定して長文を作ってもらう

ChatGPTは、自分の指定したテーマや単語を使って英文を作ってくれるが、さらに凄いのは、英文のレベルを指定できる。日本人は英検の級やTOEICなどを基準として英語力を測るのが一般的だが、ChatGPTは、英検やTOEICのレベルで伝えても、正確にわかってもらえない。ChatGPTにレベルを伝えるには、世界共通の「CEFR(セーファール)」で伝えると通じやすい。CEFRとTOEIC、英検の対応は下図である。

CEFRTOEIC ListeningTOIC Reading英検
C1490~455~1級 
B2400~385~準1級
B1275~275~2級
A2110~115~準2級
A160~60~3級

ChatGPTのプロンプトにワード数やテーマとともにレベルもCEFRで指定すると、好の難易度の英文を作ってくれる。

16 洋書の多読をサポートしてもらう

洋書を読む際にもChatGPTを利用することが出来る。著者のお勧めの利用法は、

おおまかな意味を推測しながら読み進め、気になった単語や表現についてはChatGPTに使い方やニュアンス、文化的背景を聞きながら読むことです。(抜粋)

単語の意味は辞書で調べても良いが、ChatGPTならば意味だけでなく、背景知識や言い換え表現なども教えてくれる。さらに文法が分からない時には文法も教えてくれる。

相談する英文は、直接入力する以外にも、カメラで撮って画像をアップロードする方法もある。

また、読む洋書の選択もChatGPTにレベルや興味関心を伝えれば相談できる。

17 リーディング力アップのためのボキャビル

英文を読んでいて、分からない単語が出てくるたびにChatGPTに聞くのも良いが、あまりに頻繁に聞くのでは、なかなか読み進まない。そのような時は、ChatGPTに、あらかじめ難しい単語のリストを作ってもらうのがお勧めである。これを表形式して出して貰うことが出来る。

プロンプトには、「使われている単語の中で、難しい単語のリストを作ってください。英語、日本語の表形式にしてください。」と書くと良い

ただし、ChatGPTは、どのような単語が日本でそのまま外来語として使われているかなどは知らないので、日本人にとって優しい単語を難しいと思ったり、逆に日本人には難しい単語を易しいと判断してリストに入れなかったりなどすることがある。自分のレベルにCEFRで指定する方法もある。さらに発音記号を入れてもらうこともできる。

18 レベルを指定して英文を書き換えてもらう

ChatGPTは、英文をレベルに合わせて書き換えることもできる。そのため難しくて読めない英文も簡単な英語に書き換えて読むということが出来る。著者のお勧めは

アメリカの「CNN」やイギリスの「BBC」などの、ネイティブ向けの英語のニュース記事を読んでみることです。(抜粋)
もう一つのお勧めは、洋書をChatGPTで簡単にしてもらい読んでみることです。(抜粋)

「Project Gutenberg」(https://www.gutenberg.org/)というサイトを使えば、洋書を買わずともオンライン上で洋書を読むことが出来る。このサイトは、日本の青空文庫のように著作権の切れた書籍を取り扱っているデジタル図書館である。

プロンプトには「以下の英文をCEFR〇〇レベルの英語に書き換えてください」と書けばよい。

19 英語の長文を要約してもらう

ChatGPTは要約をすることもできる。そのため著者は

ChatGPTに要約を作ってもらい、それを読んで大まかな内容を理解してから本文に挑戦するのがおすすめです。(抜粋)

と言っている。要約は、知らに単語を先に知るという意味もある。また、英語学習ではなく情報収集の場合は、全文を読まず、記事の要約を読めば時間の節約にもなる。。

20 スラッシュリーディング(チャンクリーディング)

スラッシュリーディング(チャンクリーディング)とは、英文を「意味のかたまり(チャンク)」ごとにスラッシュ( / )で区切って読む方法」である。この方法を練習すると、語順通りに意味を理解する練習となり、読み返しの癖が減ります。また、意味のかたまりを視覚で捉えらるため英文法が感覚的に身につき、語彙とフレーズが同時に定着して、フレーズが自然な語順で出やすくなる。

このスラッシュリーディングを行うためには、プロンプトに「以下の文をスラッシュリーディング練習用に、チャンクごとに区切ってください」と設定する。そして、「それぞれのチャンクの意味(日本語)と文法的な役割を表形式で入れて下さい」と指定すると、各々のチャンクの意味が見やすくなる。

21 子ども向けに英語で物語を作ってもらう

子供用の英語読み聞かせのために、おすすめなのがChatGPTで子ども向けの話を作ってもらう方法である。ChatGPTを使えば、子ども自身を主人公にしたり、子供の好きなキャラクターを登場させたりできる。

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