Reading Journal 2nd

おくのほそ道ーー句を際立たせる
山口 仲美 『日本語の古典』 より

松尾芭蕉の『おくのほそ道』は、奥羽・北陸の歌枕・名所・旧跡の地を訪れて、その感慨を散文と俳句で記した俳諧紀行文である。漢文訓読調の散文は最後の俳句に収斂するように巧みに構成され、そして俳句は一語も他に置き換えられないほど推敲されている。:『日本語の古典』より
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書き直す / 削る
辰濃和男 『文章のみがき方』 より

文章を推敲し書き直すことは、とても重要である。文章の細かいところまで目を通し確認する必要がある。そして、必要のない文章は削ってしまうことも、重要である。文章は削れば削るほど、残っている部分を際立たせる効果がある。: 『文章のみがき方』より 
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疎外された少女に雪解けが / もうひとつのこころの動きが
柳田邦男 『人生の一冊の絵本』より

今回、紹介されている絵本たちは、一つはコンプレックスを持っている子どもが、友達との関係からそれを乗り越えていく絵本。もう一つは、子どもたちの”心の秘密“、”もう一人の自分“を描いている絵本たちである。:『人生の一冊の絵本』より 
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好色一代男ーー近世的なプレーボーイ
山口 仲美 『日本語の古典』 より

井原西鶴の『好色一代男』の文章は、横滑りするように流れる文章である。このような文章は、相手に執着しないことが「粋」だとばかりに、多くの女たちと刹那的に明るくおかしく遊ぶ主人公の世之介を描くためには最適な文章であった。:『日本語の古典』より  
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ゆとりをもつ / 抑える
辰濃和男 『文章のみがき方』 より

文章には、特に笑いを引き起こす文章には、ゆとりが必要である。自信があってゆとりがないと笑いは引き起こせない。また、感傷的な文章は、抑えることも必要である。感傷は詠嘆を押さえて書くことでかえってリアリティーが増す。: 『文章のみがき方』より
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[読書日誌] 『人生の一冊の絵本』
柳田邦男 著 [全27回]

この本は、著名なドキュメンタリー作家、柳田邦夫による絵本についての本である。現代になると絵本の領域は広がり様々なジャンルの絵本が発売されている。柳田は、そのような絵本の世界を幾つもの切り口から紹介している。:『人生の一冊の絵本』より 
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伊曾保物語ーー四五〇年前から愛された翻訳文学
山口 仲美 『日本語の古典』 より

『伊曾保物語』は、ラテン語の『イソップ物語』の翻訳である。室町時代にやってきた宣教師たちにより翻訳された。そして、江戸時代には、庶民に親しまれる物語となっている。イソポは教訓を抽象的に語るのではなく、動物たちを主人公にした物語で語っている。:『日本語の古典』より
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具体性を大切に書く / 正確に書く
辰濃和男 『文章のみがき方』 より

文章を書くときには、微小なことをいい加減にせず具体的に書くことが大切である。確かなことの積み重ねが文章の説得力を作る。また、思い込みや偏見をあばいて、ひたすら文章を正確にすることも大切である。しかし、その仕事は「生涯の仕事」と言える: 『文章のみがき方』より 
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「デクノボー」として生きる(後半)
北川前肇 『宮沢賢治 久遠の宇宙に生きる』 より

宮沢賢治は、昭和八年九月二十一日にその生涯を終えた。その遺言により『国訳妙法蓮華経』が発行され布施業として配布された。その本の巻末で賢治は、み仏の誓願に触れて、人びとがさとりに入ることを願い続けていると言っている。:『宮沢賢治 久遠の宇宙に生きる』より 
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狂言ーー短い時間で笑いを作る
山口 仲美 『日本語の古典』 より

室町時代に始まる「狂言」は、能の間に演じられる笑いを中心とした寸劇である。狂言は短い時間に大道具もない能舞台で演じるため、最初におかしな自己紹介をしたり、さまざまな擬音や物まね、そして、あらかじめネタを仕込んでおくなどの工夫がされている。:『日本語の古典』より