[再掲載] 賢士は袋のなかの錐のごとし
宮脇俊三 『史記のつまみぐい』より

Reading Journal 1st

「史記のつまみぐい」宮脇俊三 著
[Reading Journal 1st:再掲載]
(初出:2005-06-27)

第七章 平原君・虞喞列伝 賢士は袋のなかの錐のごとし

ここは、「戦国の四君」のうちの一人、平原君趙勝の話
趙の都邯鄲かんたんが奏軍に包囲されたとき、楚に援軍を求めるために平成君が楚に派遣される事になった。したがえる部下は20人、数千人の食客から19人までは選んだのだが後一人が決まらない、その時。

毛遂もうすいと言う者が進み出て「私をお供に加えていただきとう存じます」といった。毛遂は平原君の食客になってから三年になるが、目立たぬ存在であった。
平原君「賢い人は、袋の中のきりのようなもので、その刃先がたちどころに現れるはずである。「賢士之処世也、譬若錐之処囊中、其末立見)。ところが先生は私のところに三年もいるのに誰も先生を褒めたことがない。これは先生が取るにたらぬ人物だからでしょう(是先生無所有也)。つれて行くわけにはまいらぬ」
毛遂「それなら、いまからでも私を袋の中に入れてください。たちどころに刃先どころか錐のまで抜け出して見せるでしょう」
平原君は毛遂を連れて行くことにした。(抜粋)

結局、毛遂の活躍により楚に援軍を約束させた。

う~ん、でも、錐のような人に なってみたいネ~

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