『この1冊でしっかりわかる Geminiの教科書』 佐倉井 理冴 著
[Reading Journal 2nd:読書日誌]
第6章 GoogleのAI活用術(その3)
今日のところは、第6章「GoogleのAI活用術」の“その3”である。“その1”、“その2”に続き、さらに9個の活用法について書かれている。
複数人のやり取りを1つの要点に集約
Gmail では1つの件名に関連する返信メールのやりとりをスレッドにまとめる方法が採用されている。Geminiサイドパネルを使用してスレッドごとの要約を作ることができる。また、Geminiのプロンプトを使用して特定のメールに絞ってメールを探しリストアップすることもできる。
売上やアクセス数の傾向を教えてもらう
売上データやWebサイトのアクセス数などをGoogleスプレッドシートにまとめておけば、Geminiサイドパネルでデータの分析を依頼できる。
旅行プランを立ててもらう
Geminiは旅行プランを立てることにも使うことができる。行きたい地域や日数、予算、目的などを伝えて観光スポットや移動ルート、食事や宿泊の候補までプランを提案してくれる。自分で情報を検索するよりも準備を大幅に短縮することができる。
料理のレシピや買い物リストを作る
Geminiは、料理のレシピを知りたいときにも使うことができる。冷蔵庫にある食材や作りたい料理のジャンルを伝えるだけで、必要な材料と手順を分かりやすくまとめてくれる。また、「お弁当に使いたい」「カロリーを抑えたい」「子供向け」など細かなリクエストに対応してくれる。
授業用教材・スライド作成
Geminiは教材づくりにも役立つ。教材を読み込ませ、ターゲット向けに再構成させるなどすることができる。ここでは、高校レベルの実験のWebページをプロンプトに含めて、小学校4年生向けにまとめた例が紹介されている。
また、「この資料を参考に、スライド構成案をさくせいして」などと指示することでスライドを作成することができる。そのばあい、Geminiに役割(ペルソナ)を設定したり、スライド数や発問(問いかけ)などの条件を指定して、スライド構成案を作りこむことができる。
親子学習・自由研究テーマ提案と資料作成
Geminiは、自由研究テーマ探しにも使える。Geminiに過去の研究例や人気テーマを参考にしながら、難易度を調整してくれるので、子どもが無理なく取り組める内容が見つかりやすい。テーマだけでなく、「必要な材料」「進め方」「まとめ」などのアドバイスも出してくれる。
Geminiでソース用資料の作成&NotoBookLMで集約
Geminiに回答してもらった内容を、NotebookLMにソースとして読み込ませた場合は、アップロードできる形式にまとめる必要がある。まとめる場合は、出力した回答を「Googleドキュメントにエクスポート」でGoogleドキュメントにまとめるほか、表形式ならGoogleスプレッドシート、Canvasでスライド作成すればGoogleドライブにエクスポートできる。
ただし、Geminiの回答は必ずしも正しく出力されるわけでないので、NotebookLMに資料としてアップロードする際には、必ず事実確認を行い、誤りがあれば適時修正する必要がある。
Gemini×Docsで共同作成
ここでは、GeminiとGoogleドキュメントを組みあわせて、企画書や原稿などを共同して作成する方法が紹介されている。
まずGeminiを使って企画案を作成する。その時、大きな質問を投げかけ、フレインストーミングのように対話を重ねながら企画案を練ると良い。企画案のテーマが決まったら、それをもとに企画案を作成する。Geminiの企画の木になるところをCanvasモードで修正できる。回答はGoogoleドキュメントにエクスポートする。その後適切に形式を整えたら、Googleドキュメントを組織内外で共有することで、複数人のリアルタイム編集が可能となる。
Gemini×Sheetsでデータ整理・分析
Googleスプレッドシートは、入力したデータをGeminiを活用してテーブル付きの表に変換できる。データを入れたのち「表に変換する」の表示がでるので、それをクリックするだけである。さらにグラフも必要な場合は、Geminiサイドパネルからグラフを作成してもらえる。その場合、どんなグラフにするか指定するほか、Geminiに聞くこともできる。
さらにGeminiサイドパネルからGemを利用することで、毎回行う決まった作業のプロンプトを入れる手間を省くことができる。

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