Reading Journal 2nd [読書日誌]『ヨブ記 その今日への意義』浅野 順一 著 『ヨブ記』は旧約聖書の知恵文学とされる。この知恵文学には、「個人的であること」「人間の経験の要素」「民族を超えた国際性」「人間から神へという方向性」という特徴があり、ヨブ記は古くから西洋の思想・文学と深い関係を持っている。:『ヨブ記 その今日への意義』より 2025.09.15 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd [読書日誌]『日本軍兵士』吉田 裕 著 『日本軍兵士』は、アジア・太平洋戦争で膨大な犠牲を出した日本軍兵士について、戦後歴史学を問い直す、「兵士の目線」「兵士の立ち位置」から戦場をとらえ直す、「帝国陸海軍」の軍事的特徴との関連性を明らかにするという3つの問題意識から書かれている。:『日本軍兵士』より 2025.09.11 Reading Journal 2nd
Reading Journal 1st [再掲載]『ありえない日本語』秋月高太郎 著 (初出:2005-04-25)の再掲載:『ありえない日本語』秋月高太郎 著 2025.08.24 Reading Journal 1st
Reading Journal 2nd [レビュー]『注文の多い料理店』宮沢 賢治 著 『注文の多い料理店』は、宮沢賢治が生前に出版した二冊の本の中の一冊で、童話集としてはこの本だけである。宮沢賢治は、『法華経』に深く帰依し、この童話も法華文学として書いている。ここでは、「法華経」を意識して読むことを試みた。:『注文の多い料理店』より 2025.08.04 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd [レビュー]『ヘッセの読書術』ヘルマン・ヘッセ 著 『ヘッセの読書術』は、ヘルマン・ヘッセの書物に関するエッセイを集めたものである。長短13タイトルが並び、読書案内や読書の姿勢、本の扱い方などの様々な問題を扱っている。また、短く軽いエッセイもあり大家の日常がしのばれる。:『ヘッセの読書術』より 2025.07.14 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd [レビュー]『月の満ち欠け 岩波文庫的』佐藤正午 著 『月の満ち欠け』は、生まれ変わりをテーマとした小説である。思いを寄せる男性に会うために何度も生まれ変わってくる。現在・過去の時間軸、それぞれ話し手が変わる。それが組み合わせって進行し、最後まで飽きさせず読者を導いている。:『月の満ち欠け 岩波文庫的』より 2025.06.18 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd [読書日誌]『憲法とは何か』長谷部 恭男 著 『憲法とは何か』は、憲法というものがどのようなものかを「立憲主義」の立場からその良い面と悪い面を含めて解説している。この立憲主義の立場とは、人々の多様性を認め、そのうえで社会生活の便宜とコストを公平に分かち合う基本的枠組みである。:『憲法とは何か』より 2025.06.17 Reading Journal 2nd
Reading Journal 1st [再掲載]『中国の五大小説』(下)井波 律子 著 (初出:2009-03-31)の再投稿:『中国の五大小説』(下)井波 律子 著 2025.06.08 Reading Journal 1st
Reading Journal 2nd [読書日誌]『論語入門』井波 律子 著 『論語入門』は、五百有余条の『論語』から、百四十六条を選びだし、各条を「孔子の人となり」「考え方の原点」「弟子たちとの交わり」「孔子の素顔」に分けて書き記した入門書である。この本は孔子という人物のイメージを浮き彫りする。『論語入門』より 2025.06.03 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd [レビュー]『チャーリーとの旅』ジョン・スタインベック 著 『チャーリーとの旅』は、スタインベックによるアメリカ一周の旅の記録である。彼は、『自分の国を知らない』ことに気がつき、キャンピングカーで、犬一匹を連れて旅立つ。そこで見た風景や出会った人々を通してアメリカをルポルタージュする。:『チャーリーとの旅』より 2025.05.18 Reading Journal 2nd