[マガジン]「新日本の絶景」
旅行読売2025.2

Reading Journal 2nd

旅行読売 2025年2月号
[Reading Journal 2nd:読書日誌]

「新日本の絶景」

お正月休みに、まぁ行くとこもなくなったので本屋さんに行きました。そこで、この雑誌『旅行読売 2月号』を買いました。特集は、・・・・「新日本の絶景」である。

特集1 新日本の絶景(小見出し)

まずは特集1「新日本の絶景」である。「新年あけましておめでとうございます」的な特集ですが、47都道府県に渡って「知られていない絶景”穴場の絶景“地元の観光通に聞きました」というコンセプトである。気になった場所をメモ風にまとめます。

チームラボ幽谷隠田跡

まずは「チームラボ幽谷隠田[ゆうこくおんでん]跡(茨城・北茨城市)」(HPは、ココ)である。書店でここを開いてこの雑誌を買おうと決めた。茨城県北茨城市の棚田の跡に「チームラボ」(HPはココ)がデジタルテクノロジーを駆使したアート作品を創った。会場では日没とともに11の作品が幻想的な空間を作り出している。

写真に浮かぶ幻想的な風景、なるほど新しい絶景である。

開催は夕刻からであるので、コテージやコットンテントを用いたグランピングをすることもできるとのことである。また、「五浦幽谷隠田跡温泉」に泊ることもできる。

ただ、ボクの場合は、地の利から夜になってから家に十分帰ることができる!そういう意味でもこの絶景は○なのである!

冬に咲くさくらライトアップ

次に目に留まった絶景は「冬に咲くさくらライトアップ(青森・弘前市)」である。このページでは、全面、まっピンクな写真が載っている。

「へぇ~雪国だと冬に咲く桜があるんだね」と思って記事を読むと、あれ?違う!!。冬に桜の木に積もった雪をライトアップにより満開を再現しているのだった。

記事によると、弘前市相馬地区の地域おこし協力隊員だった米山竜一さんが、堀端にあった桜の木の枝に雪がこんもり積もった写真をとると、それがピンク色を帯びた街灯の明かりにより桜が咲いているように見えたとのことである。そして米山さんは弘前の新しい魅力になると思い、このライトアップイベントを企画した。

また、冬の弘前公園では「弘前城雪燈籠とうろうまつり」も開かれていて、こちらも見ごたえあるとのことである。

弘前かぁ~、ちょっと遠いな。しかも冬・…寒いかな?でも、一見の価値のある絶景だと思った。

花見山、大塚国際美術館

この特集の冒頭をかざるのが「花見山、大塚国際美術館(徳島・鳴門市)」である。花見山は、鳴門市の大毛島おおげじまにある宗教法人が斜面いっぱいにしだれ桜の木を植えたのだそうだ。斜面いっぱいに山肌を埋め尽くすように咲く光景は圧巻である、ということです。

だが、ボクの興味はそっちでなく「大塚国際美術館」(HPはココ)この美術館は、普通の普通の美術館と違っていて、世界各地にある名画を陶板で原寸大に再現している。(なぜ陶板か?というと、陶板画は2000年たっても色あせないから、だそうです)

ここの美術館はちょっと前に(番組名は忘れちゃったけど)テレビでも紹介されていた。その時からちょっと気になっていた。

モナリザを始め数々の名画がそろっているが、何と言ってもレオナルドダビンチの「最後の晩餐」の壁画やミケランジェロのシスティーナ礼拝堂などの大きなものも再現してあるそうです。「最後の晩餐」なんか修復前と修復後が再現されていて、比べて見られるのです。

鳴門だと大旅行になってしまうのだが、忘れないようにちゃんとメモしないとね。

摩耶山・摩耶遺跡ガイドウォーク

次にメモしておきたいのが「摩耶山・真矢遺跡ガイドウォーク」(HPはココ)である。

この絶景は、なんと廃墟!そう、この絶景は摩耶山の中腹にあるマヤカンこと摩耶観光ホテルなどの廃墟をめぐるガイドツアーである。山頂近くにある掬星きくせい台展望台(ケーブルカーとロープウェイを乗り継いで行ける)から、廃墟をめぐる2時間のツアーである。

写真を見るとすごい廃墟なのだが、それもそのはず摩耶観光ホテル跡は、廃墟としては極めて珍しく、国の登録有形文化財に指定されているそうだ。

“新しい”絶景の中にはこういうのもあるんですね。まぁ、いかないんだけどね。

蟹場温泉 — 美しい日本の絶景温泉

「美しい日本の絶景温泉」として、美しい写真と共に8か所の温泉が紹介されている。その中で、気に入ったのが蟹場がにば温泉(秋田・乳頭にゅうとう温泉郷)」(HPはココ)である。

乳頭温泉郷には季節が五つある。春夏秋冬、そして真冬。これほど雪に包まれると音が吸収され、湯の音しか聞こえなくなる(抜粋)

ね、行きたくなるでしょ。ただ、ここまで雪の降ってるところに、たどり着くのは大変かな?

雪の立岩 – まだまだある 47都道府県 新・日本の絶景ガイド

最後に「まだまだある 47都道府県 新・日本の絶景ガイド」として23ヵ所の絶景が紹介されている。その中で目に留まったのが「雪の立岩(京都・京丹後市)」である。写真がすごい、そそり立つ巨石に雪が覆っている。その巨石のまわりは凍っているかのような河口であり、白い真っ平らなところから、白い巨石が立ち上がっているように見える。なるほど絶景である。

う~ん、ただ、近年積雪のある日が年数日に減ったとあって・・・・ちょっと実際に出会うのは難しいかな? カメラマンさんありがと~的な写真ですね。

特集2 大河ドラマ「べらぼう」の世界

特集2は、「大河ドラマ「べらぼう」の世界」である。ここでは、今年のNHK大河ドラマは、蔦重こと蔦谷重三郎つたやじゅうざぶろうの話だそうで、特集に取り上げられている。

「蔦重ゆかりの町を歩く」は、蔦重が活躍した吉原と日本橋界隈を訪ね、「大河ドラマ「べらぼう」」と「コラム 蔦重とは何者か?」でうんちくを語り、「ここも!蔦谷重三郎の世界」で蔦重がプロデュースした浮世絵がある美術館を3館紹介、さらに「蔦重と作家たちが詣でた寺へ」で、蔦重や葛飾北斎、太田南畝なんぼ、十返舎一九などのゆかりの寺が紹介される(彼ら全部日蓮宗なんだって)。

ただ、ぼく的には、大河ドラマ見てないし、興味もないし、そんなこんなで心に響きませんでした。


目次 

特集1 2025年に見たい 新日本の絶景
特集2 大河ドラマ「べらぼう」の世界
新連載 岩合光昭のちょっとネコ旅
新連載 角田光代 まちの記憶を拾い集めて
リレーエッセー&インタビュー 「私の初めてのひとり旅」 登坂淳一【フリーアナウンサー】
海外への扉  プラナカンの町へ3 プーケット
岩本 薫の 温泉は人生の句読点だ!  千原温泉 千原湯谷湯治場 ○島根
栗原心平の諸国漫遊レシピ ○熊本
旅する喫茶店 會津壹番館 ○福島
蔦重と作家たちが詣でた寺へ
グルメも充実! JR関西線 ○三重、京都
この人に聞きました ○静岡・掛川市
また泊まりたい あの宿この宿
地球の力を感じるジオパークの旅 三好ジオパーク ○徳島

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