Reading Journal 2nd [レビュー]『『空海の風景』を旅する』NHK取材班 著 『『空海の風景』を旅する』は、司馬遼太郎の『空海の風景』を元にしたNHKの特番「空海の風景」を本にしたものである。『空海の風景』の世界をもう一回り大きく取材し、その内容に新たなエピソードを添え、空海という天才に迫ろうとしている。:『『空海の風景』を旅する』より 2025.04.27 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd [レビュー]『空海の風景 新版』司馬遼太郎 著 司馬遼太郎の『空海の風景』は、「天才とはなにか」ということを空海という人物を通して描いた伝記である。しかし、この作品はそれにとどまらず司馬遼太郎の真言密教、仏教の考え方、そして「理趣経」を通しての性欲への問題意識がある。:『空海の風景』より 2025.04.20 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd [読書日誌]『アメリカ革命』上村 剛 著 『アメリカ革命』とは、今日のアメリカ合衆国の始まりを意味する。著者はこのアメリカ革命がアメリカの始まりを意味するのだったら、それは何の始まりだったかという問題意識を持って議論を進める。そして、それは成文憲法の始まりであるとしている。:『アメリカ革命』より 2025.03.12 Reading Journal 2nd
Reading Journal 1st [再掲載]『戦艦大和ノ最期』吉田 満 著 (初出:2005-08-10)の再掲載:『戦艦大和ノ最期』吉田 満 著 2025.01.04 Reading Journal 1st
Reading Journal 2nd [レビュー]『引き揚げを語る』読売新聞生活部 編 日本で民間の引き揚げ人数は約三一九万人、そして犠牲者は約三〇万人であった。この数は、広島の原爆、沖縄戦、東京大空襲などの犠牲者と比べても圧倒的に多い人数である。そして、実際の戦争というものの凶悪さはこの引き揚げのような状況の中にある。:『引き揚げを語る』より 2024.12.11 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd [読書日誌]『故事成句でたどる楽しい中国史』井波 律子 著 『故事成句でたどる楽しい中国史』は、中国文学の碩学である井波律子による中国史の本である。この本は「中国古典文学」の書籍から「故事成句」を抜き出し、それをキーワードにして、「中国史」を学ぶ形式をとっている。:『故事成句でたどる楽しい中国史』より 2024.11.27 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd [レビュー]『忘れられた日本史の現場を歩く』八木澤 高明 著 『忘れられた日本史の現場を歩く』は、写真と文章から構成されたルポルタージュである。著者は今では忘れられた日本史の現場に分け入り、土地の人に話を聞きその痕跡を探りそして、写真に記録している。:『忘れられた日本史の現場を歩く』より 2024.09.09 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd [読書日誌]『「モディ化」するインド』湊 一樹 著 「世界最大の民主主義国家」と言われるインドは、ナンドラ・モディ首相の登場により急速に権威主義化している。本書は、モディ首相の「ヒンドゥー至上主義、個人崇拝の浸透」をあばき、モディ政権がインドに何をもたらすかを明らかにする。:『「モディ化」するインド』より 2024.07.31 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd [読書日誌]『若い読者のための世界史』エルンスト・H・ゴンブリッチ 著 [全41回] この本は、名著『美術の物語』で有名なエルンスト・ゴンブリッジによる世界史の本である。著者若干25歳の時の子供向けの本であるが、今日のあらゆる批判に耐えうるものとしているのは、著者による長い「50年後のあとがき」にある。『若い読者のための世界史』より 2023.11.02 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd [読書日誌]『餓死した英霊たち』藤原彰 著 [全23回] 第二次世界大戦中の日本人の戦没者は310万人、そのうち軍人軍属の死者数は、230万人。この軍人軍属の犠牲者の多くが、いわゆる「餓死」だったという。その実態は!『餓死した英霊たち』より 2023.06.03 Reading Journal 2nd