歴史

Reading Journal 2nd

[読書日誌]『続・日本軍兵士』
吉田 裕 著

『続・日本軍兵士』は、無残な大量死が発生した背景について、明治以降の帝国陸海軍史に即して明らかにすることを狙いとしている。そして、「正面装備の最優先」「将校の温存・優遇と下士官、兵士の負担」「生活、衣食住」という視点を重視している。:『続・日本軍兵士』より
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[読書日誌]『日本軍兵士』
吉田 裕 著

『日本軍兵士』は、アジア・太平洋戦争で膨大な犠牲を出した日本軍兵士について、戦後歴史学を問い直す、「兵士の目線」「兵士の立ち位置」から戦場をとらえ直す、「帝国陸海軍」の軍事的特徴との関連性を明らかにするという3つの問題意識から書かれている。:『日本軍兵士』より
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[読書日誌]『論語入門』
井波 律子 著

『論語入門』は、五百有余条の『論語』から、百四十六条を選びだし、各条を「孔子の人となり」「考え方の原点」「弟子たちとの交わり」「孔子の素顔」に分けて書き記した入門書である。この本は孔子という人物のイメージを浮き彫りする。『論語入門』より 
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[レビュー]『『空海の風景』を旅する』
NHK取材班 著

『『空海の風景』を旅する』は、司馬遼太郎の『空海の風景』を元にしたNHKの特番「空海の風景」を本にしたものである。『空海の風景』の世界をもう一回り大きく取材し、その内容に新たなエピソードを添え、空海という天才に迫ろうとしている。:『『空海の風景』を旅する』より
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[レビュー]『空海の風景 新版』
司馬遼太郎 著

司馬遼太郎の『空海の風景』は、「天才とはなにか」ということを空海という人物を通して描いた伝記である。しかし、この作品はそれにとどまらず司馬遼太郎の真言密教、仏教の考え方、そして「理趣経」を通しての性欲への問題意識がある。:『空海の風景』より
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[読書日誌]『アメリカ革命』
上村 剛 著

『アメリカ革命』とは、今日のアメリカ合衆国の始まりを意味する。著者はこのアメリカ革命がアメリカの始まりを意味するのだったら、それは何の始まりだったかという問題意識を持って議論を進める。そして、それは成文憲法の始まりであるとしている。:『アメリカ革命』より 
Reading Journal 1st

[再掲載]『戦艦大和ノ最期』
吉田 満 著

(初出:2005-08-10)の再掲載:『戦艦大和ノ最期』吉田 満 著
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[レビュー]『引き揚げを語る』
読売新聞生活部 編

日本で民間の引き揚げ人数は約三一九万人、そして犠牲者は約三〇万人であった。この数は、広島の原爆、沖縄戦、東京大空襲などの犠牲者と比べても圧倒的に多い人数である。そして、実際の戦争というものの凶悪さはこの引き揚げのような状況の中にある。:『引き揚げを語る』より
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[読書日誌]『故事成句でたどる楽しい中国史』
井波 律子 著

『故事成句でたどる楽しい中国史』は、中国文学の碩学である井波律子による中国史の本である。この本は「中国古典文学」の書籍から「故事成句」を抜き出し、それをキーワードにして、「中国史」を学ぶ形式をとっている。:『故事成句でたどる楽しい中国史』より 
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[レビュー]『忘れられた日本史の現場を歩く』
八木澤 高明 著

『忘れられた日本史の現場を歩く』は、写真と文章から構成されたルポルタージュである。著者は今では忘れられた日本史の現場に分け入り、土地の人に話を聞きその痕跡を探りそして、写真に記録している。:『忘れられた日本史の現場を歩く』より