Reading Journal 2nd

歴史の破壊者
エルンスト・H・ゴンブリッチ 『若い読者のための世界史』 より

ローマでハンニバルの戦いがあったころ。中国では秦の始皇帝が登場した。彼は中国全土を征服し、本を焼き尽くすことを命じ(焚書)万里の長城を築いた。しかし彼の統治は長く続かず、その後に漢王朝が起こり書物を復活させた。:『若い読者のための世界史』より 
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「システム」としての環境(その4)
鹿毛雅治『モチベーションの心理学』より

モチベーションを高める課題は、「課題への熱中や没頭を引き起こす」「認識を深めたりスキルを身につけたりする」ものである。また個人と環境の適合も大切であり、それには「心理的欲求の満足」「価値の一致」がキーワードとなる。:『モチベーションの心理学』より
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「言葉を」を託す (前半)
若松英輔、小友聡『すべてには時がある 旧約聖書「コヘレトの言葉」をめぐる対話』より

コヘレトは、「種を蒔け」と教えてくれる。それは、ルターの「リンゴの木」の言葉とも通じ、次世代を見つめている。種を蒔いた人が収穫できるとは限らないが、それを次世代に託すことの大切さを語っている。:『すべてには時がある 旧約聖書「コヘレトの言葉」をめぐる対話』 より 
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新しい戦い
エルンスト・H・ゴンブリッチ 『若い読者のための世界史』 より

ローマの建国はまた小さいとしてあった紀元前753年である。そのころはまだ王たちに支配されたが、その後コンスル(執政官)を最高位とした貴族たちが支配するようになる。そして、しだいにイタリアを攻略しギリシアの諸都市を攻略していった。:『若い読者のための世界史』より 
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「システム」としての環境(その3)
鹿毛雅治『モチベーションの心理学』より

太陽型の環境をデザインする場合は、「自発的な行為を促す」ことが大切である。そのためには、「自己調整」と「エンパワメント(当人の潜在能力が発揮できるように権限を与える事)」が必要である。また、その選択肢は2から4が最適である。:『モチベーションの心理学』より
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「つながり」を感じる (後半)
若松英輔、小友聡『すべてには時がある 旧約聖書「コヘレトの言葉」をめぐる対話』より

コヘレトは生きるための労働が神からの賜物であるとしている。そして、仲間に対して妬みを持つような労働は空しいといっている。またコヘレトは、「連帯」を語り、「共同体」を意識している。:『すべてには時がある 旧約聖書「コヘレトの言葉」をめぐる対話』 より 
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偉大なる冒険
エルンスト・H・ゴンブリッチ 『若い読者のための世界史』 より

紀元前338年ギリシアはマケドニアの王フィリッポスの軍に敗れた。そして彼の息子アレクサンドロスは、マケドニア人ギリシア人を率いて大遠征をした。小アジア、エジプト、フェニキア、バビロニアなどを征服した後インドまで達した。:『若い読者のための世界史』より 
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「システム」としての環境(その2)
鹿毛雅治『モチベーションの心理学』より

「社会的相互依存理論」では、競争的目標構造と協同的目標構造、そして個人的目標構造に分けて考える。この中で共同的目標構造が効果があり最も優れているとされている。しかし、それは前提として「良好な人間関係」が必要である。:『モチベーションの心理学』より
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「つながり」を感じる (前半)
若松英輔、小友聡『すべてには時がある 旧約聖書「コヘレトの言葉」をめぐる対話』より

コヘレトの言葉の「労苦(アーマール)」は、「働くことの喜び」の意味も含んでいる。コヘレトは、他より秀でる事にあまり意味を置いていず、働くことは神の賜物だととらえている。:『すべてには時がある 旧約聖書「コヘレトの言葉」をめぐる対話』 より 
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大きな民族の偉大な教師
エルンスト・H・ゴンブリッチ 『若い読者のための世界史』 より

中国は、今から2400年前から存在している。「天の息子」を名乗った皇帝たちが全土を支配していた。彼らは違った言葉を話していたが、共通の漢字を使っていた。紀元前500年ごろの孔子は人々に礼節を説き、老子などの賢者も現れた。:『若い読者のための世界史』より