Reading Journal 2nd

[読書日誌]『日蓮 「闘う仏教者」の実像』 松尾剛次著 [全20回]

本書は日蓮の生涯の歴史学的研究書である。日蓮は有名な宮沢賢治をはじめ中世以降近現代まで多くの人々の心をとらえ影響を与え続けてきた。本書はそのような人々に生きる力を与えてきた「日蓮とはなにか」を考察している。:『日蓮 「闘う仏教者」の実像』より 
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ストレス反応とストレッサー、不安(後半)
福間詳『ストレスの話』より

不安は対象となる実態がない特異なストレッサーである。不安を抱く人は「結果追求型の思考」に陥っていることが多く、これは「プロセス型思考」に変える必要がある。また、不安に関係する障害として「不安神経症」や「パニック障害」などがある。:『ストレスのはなし』より
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帝政のローマ
エルンスト・H・ゴンブリッチ 『若い読者のための世界史』 より

ローマ帝国は北のゲルマン人に悩まされていた。皇帝も首都の宮殿にいるよりも国境の陣営に滞在することが多かった。ローマは次第に乱れていく。皇帝コンスタンティヌスは、迫害していたキリスト教徒との闘いを止めた。『若い読者のための世界史』より 
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「モチベーションの心理学」に学ぶ(後半)
鹿毛雅治『モチベーションの心理学』より

モチベーションには、達成を成し遂げるという思い込みがある。しかし、達成を追い求めるのではなく、ただ誠実に「いま、ここ」に専心して生きる意欲「居る意欲」に対するモチベーションが本当は大切であり、逆説的にそれが達成への近道でもある。:『モチベーションの心理学』より
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ストレス反応とストレッサー、不安(前半)
福間詳『ストレスの話』より

ストレスはストレッサーにより引き起こされる生体組織内の変化と定義できる。そして、ストレス反応は疾病でなく反応であるため、罹患率を予測することができず、量的な要素が強い。さらにストレス反応が非可逆的になったものをストレス障害と呼ぶ:『ストレスのはなし』より 
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よろこばしい知らせ
エルンスト・H・ゴンブリッチ 『若い読者のための世界史』 より

アウグストゥスの時代にキリストが生まれた。キリストはユダヤの王になろうとしたと訴えられ処刑されたが、彼の教えはローマじゅうに広まった。ネロが皇帝になるとキリスト教の弾圧が始まった。しかし、彼らはそれに耐えて信仰を守った。:『若い読者のための世界史』より 
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「モチベーションの心理学」に学ぶ(前半)
鹿毛雅治『モチベーションの心理学』より

モチベーションの理論を俯瞰するとその心理的現象は複雑であり、魔法のようにモチベーションを高める「ハウ・ツー」のようなものはない。しかし、本書の諸理論は問題解決のためのツールとなり、また人間理解を深めることにもつながる。:『モチベーションの心理学』より
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[読書日誌]『ストレスの話 メカニズムと対処法』
福間 詳 著 [全14回]

世の中はストレス社会である。過度のストレスは簡単に短期間で人の体を蝕んでしまう恐ろしいものであり、また、PTSDなどを発症にも関係する。このストレスへの対処を「ストレスに対する備え」と「ストレスを受けた時の対処」に2段階で考える。『ストレスのはなし』より 
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西洋世界の支配者
エルンスト・H・ゴンブリッチ 『若い読者のための世界史』 より

ローマ帝国は次第に領土を広げていった。やがてカエサル(シーザー)が現れ、フランスを征服する。カエサルは帝国に秩序の確立を行い、ユリウス暦を定めた。カエサルの孫のアウグストゥスはローマ全体を支配し初めての皇帝となる。:『若い読者のための世界史』より
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「場」としての環境
鹿毛雅治『モチベーションの心理学』より

現在進行形の「場」は、その感情や目的が構成メンバーに伝搬して、モチベーションに影響する。その場をよくするためには、コミュニケーションに対する心構えが大切である。その心構えは相手に自動的に伝わり場の空気に影響する。:『モチベーションの心理学』より