Reading Journal 2nd ユーモア感覚 — 孔子の素顔(その1)井波 律子 『論語入門』より 孔子は、ユーモアあふれる人だった。そうであるからこそ、諸国放浪の旅を乗り越えられたのである。ここでは、孔子のユーモア―あふれる話が集められている。:『論語入門』より 2025.08.15 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 社会活動の二つのパターン — 社会活動する仏教(その1)末木 文美士 『日本仏教再入門』より 仏教徒が行った社会活動は、「社会参加仏教」という観点から研究が行われている。これはさらに「社会的サービス」と「政治行動主義」に分かれるが、明治期から現代に至るまで日本仏教界では、「社会的サービス」が圧倒的に多い。:『日本仏教再入門』より 2025.08.14 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 憲法改正とその必要性 — 憲法法典の変化と憲法の変化(その1) 長谷部 恭男 『憲法とは何か』より ここでは、デイヴィッド・ストラウスの「憲法改正の意味の無さ」という論文が紹介されている。彼は、実質的な意味における憲法の重要修正が、憲法典の改正なしに行われていることを指摘し、成熟した国家において改正は、あまり意味がないと言っている。:『憲法とは何か』より 2025.08.13 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 受け継がれゆく思想 — 弟子たちとの交わり(その7)井波 律子 『論語入門』より 孔子の没後、その思想は曾氏と子夏の二人によって受け継がれた。そして曾氏の系統から孟子が現れ、子夏の系統から荘子が現れて、孔子の思想から様々なヴァリエーションが生まれた。ここでは、そのような曾氏と子夏の話が取り上げられている。:『論語入門』より 2025.08.12 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 「東方仏教」とシカゴ万国宗教会議 — グルーバル化する仏教(その3)末木 文美士 『日本仏教再入門』より 明治の仏教グローバル化の終着点がシカゴ万国宗教会議への参加である。当時、西洋の認識は、上座部仏教に価値を置き、大乗仏教は無価値というものであった。そこで日本仏教界は「東方仏教」という概念を主張し、ブッダの教えとしての大乗仏教を説いた。:『日本仏教再入門』より 2025.08.11 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 二元的民主政 — 新しい権力分立?(その4)長谷部 恭男 『憲法とは何か』より アッカーマン氏が説く「二元的民主制」は、憲法を持ち、通常政治と憲法政治が分離されている政治体制である。このうち憲法(国のあり方)を変える憲法政治は、非常に稀であり、私的な利害よりも社会全体の利害を考えて、根本原理の変更が行われる。:『憲法とは何か』より 2025.08.08 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 弟子、孔子を語る — 弟子たちとの交わり(その6)井波 律子 『論語入門』より ここには、弟子が孔子について語っている話が集められている。孔子は、弟子たちに大変な尊敬を得ていて、多くの弟子がその素晴らしさ偉大さを語り賞賛している。:『論語入門』より 2025.08.07 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 「欧米仏教」ブーム — グルーバル化する仏教(その2)末木 文美士 『日本仏教再入門』より 明治二〇年代には、「欧米仏教」ブームが起こった。西洋で起こった「神智学」という神秘主義思想(後にセイロンに拠点を移す)と日本の近代仏教は共通点が多く交流を重ねた。そして、その中心人物のオルコットが来日によりでブームは頂点に達する。:『日本仏教再入門』より 2025.08.06 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 日本の「制約された議院内閣制」 — 新しい権力分立?(その3) 長谷部 恭男 『憲法とは何か』より アッカーマンのセミナーにおいて著者は、日本がどこまで「制約された議院内閣制」であるかという質問をした。ここでは、アッカーマン氏の答えと著者の解説により、日本の議院内閣制について考察している。:『憲法とは何か』より 2025.08.05 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd [レビュー]『注文の多い料理店』宮沢 賢治 著 『注文の多い料理店』は、宮沢賢治が生前に出版した二冊の本の中の一冊で、童話集としてはこの本だけである。宮沢賢治は、『法華経』に深く帰依し、この童話も法華文学として書いている。ここでは、「法華経」を意識して読むことを試みた。:『注文の多い料理店』より 2025.08.04 Reading Journal 2nd