Reading Journal 2nd

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党派の始まり(その1)
上村 剛 『アメリカ革命』 より

ワシントンが大統領となり政権を発足させる。このころ国際情勢の変化と国内情勢により、政治が党派に分かれていく。それはフランス革命後にフランスを重視するかイギリスを重視するかの違いであり、また商業を重視するか農業を重視するかの問題でもあった。:『アメリカ革命』より 
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[レビュー]『チャーリーとの旅』
ジョン・スタインベック 著

『チャーリーとの旅』は、スタインベックによるアメリカ一周の旅の記録である。彼は、『自分の国を知らない』ことに気がつき、キャンピングカーで、犬一匹を連れて旅立つ。そこで見た風景や出会った人々を通してアメリカをルポルタージュする。:『チャーリーとの旅』より
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考えかたをアサーティブにする(後半)
平木 典子 『アサーション入門』より

アサーティブにブレーキをかける思い込みには「~べきだ」「当たり前だ」「当然だ」というものである。しかし、人はみな違うので必ずしもそうではない。自分の考え方を大切にすることは正しいが、それで息苦しくなったときは、見方を変えてみると良い。:『アサーション入門』より
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聖徳太子と「十七条憲法」 — 仏教伝来と聖徳太子(その3)
末木 文美士 『日本仏教再入門』より

聖徳太子の『十七条憲法』は「和」の精神から始まる。この「和」の典拠については、儒教説と仏教説があるが、十七条憲法の他の部分との関係からこれは仏教が典拠であると推定される。そしてこの「和」の精神の基盤は、大乗仏教の「自他不二」である。:『日本仏教再入門』より 
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合衆国の始まり(後半)
上村 剛 『アメリカ革命』 より

憲法が批准され、ワシントンが大統領となり第一議会が招集されると、その運用や実践の問題に直面した。議会では課税権において北部と南部の対立があり、大統領を支える公務員の罷免権の問題などが議論された。さらに権利章典も制定される。:『アメリカ革命』より 
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考えかたをアサーティブにする(前半)
平木 典子 『アサーション入門』より

「危険や恐怖に出会ったとき」は、まず危険を避けるための実現可能な方法を探ることが大切である。また、自分や誰かが「過ちを犯したとき」は、人は過ちを犯すことがあるため感情的に攻めたり、また自分も委縮しすぎないことが必要である。:『アサーション入門』より
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仏教の伝来と受容 —仏教伝来と聖徳太子(その2)
末木 文美士 『日本仏教再入門』より

儒教は統治理念や道徳の役割のみで、仏教のように「超越的なるもの」として受け入れられなかった。それは、儒教が漢民族中心の思想であり、中国とは別の「天下」を確保できないからである。そして日本では、仏教が「超越的なるもの」の中心となった。:『日本仏教再入門』より 
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合衆国の始まり(前半)
上村 剛 『アメリカ革命』 より

各邦の代表により署名されたアメリカの憲法は、この後、各邦での批准の時にも大きな議論となった。論争は新聞紙面上の論争に発展し、ハミルトン、マディソンらが執筆した『フェデラリスト』は、今でも、憲法論の古典として読み続けられている。:『アメリカ革命』より 
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「人として誰もがやってよいこと」を認め合う
平木 典子 『アサーション入門』より

コミュニケーションでは、相手の気持ちに気を使いすぎ、自分にブレーキをかけることも多い。そのような時は、「自分らしくて良い」「自分の気持ちや考えを表現してよい」「過ちや間違いの責任を取ってもよい」の3つの「やってよいこと」を考える。:『アサーション入門』より
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仏教を考える視点 — 仏教伝来と聖徳太子(その1)
末木 文美士 『日本仏教再入門』より

宗教の基礎として「超越的なるもの」という概念がある。この「超越的なるもの」を通して、個人と共同体が結び付く。古来より神、仏、天、霊、道、法(ダルマ)、理、真実性のようなものが「超越的なもの」を担ってきた。:『日本仏教再入門』より