つくジー

Reading Journal 2nd

誰もがポピュリスト?
ヤン=ヴェルナー・ミュラー『ポピュリズムとは何か』より

ポピュリズムは、反エスタブリッシュメントであるが、それだけでなく反多元主義であることが必要である。民主主義は多元主義と承認が必要であるためポピュリズムは民主主義の脅威となる。本書はポピュリズムを識別し対処の手助けを目的とする。:『ポピュリズムとは何か』より
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共鳴する関係を育む(前半)
リチャード・ボヤツィス 他 『成長を支援するということ』より

支援者と対象者に共鳴する関係を築くには意志と準備と実践が必要である。効果的な対話は、人間関係の質、深く話を聞くこと、意義ある議論、成長に為の励ましからなる。また、支援者の気分は対象者に影響するため、マインドセットを整える必要がある。:『成長を支援すること』より
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J・M・G・ル・クレジオ
ジャン=ルイ・ド・ランビュール 『作家の仕事部屋』 より

書物を書くときは、冒頭から終わりまでボールペンで一気に書き上げる。そしてその原稿をほとんど抹消もなしに全体をタイプする。何かを書くときは、抑えがたい欲求を感じるときである。そしてそれを紙の上に吐き出すように一気に書き続ける。:『作家の仕事部屋』より
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公共政策への応用(後半)
大竹 文雄『行動経済学の使い方』より

ここでは、公的年金や公的社会保険への加入が、なぜ義務となっているか、法案を提出する際に損失回避を強調するナッジ、公共政策と社会規範を使たナッジ、さらに著者らの行った血液型と献血の問題などが紹介される。:『行動経済学の使い方』より
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[読書日誌]『ポピュリズムとは何か』
ヤン=ヴェルナー・ミュラー 著

2017年トランプ政権が誕生した。ここでトランプは「エスタブリッシュメント」が打ち破られ、人民が再び統治すると宣言する。この反エスタブリッシュメントこそがポピュリズムの特徴である。そして、自分たちのみが正しいとして、人々を分断する。:『ポピュリズムとは何か』より
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パーソナルビジョンの力
リチャード・ボヤツィス 他 『成長を支援するということ』より

パーソナルビジョンには人生を変える力がある。それは、「起こりうる未来のイメージである」。これは目標をリストアップすることではない。目標には有用な面があるが、責任感が伴いNEAを活性化してしまう。しかしパーソナルビジョンはPEAを活性化する。:『成長を支援すること』より
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ジャック・ローラン
ジャン=ルイ・ド・ランビュール 『作家の仕事部屋』 

ジャック・ローランは、その名前で心理小説を、セシル・サン=ローランの名前で大衆小説を書いた。そしてその書き方や構想も二つの名前では異なる。ジャック・ローランでは、手で書くが、セシル・サン=ローランの場合は、秘書が口述したものをタイプする。:『作家の仕事部屋』より
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公共政策への応用(前半)
大竹 文雄『行動経済学の使い方』より

消費税と所得税を比べた場合に同じ税収でも消費税の方が重い負担に感ずる。ここでは、消費税や軽減税率、保険料負担などの公共政策について、行動経済学的な研究などにより、どうして私たちが実際と違う認識をしてしまうのかについてあかされる。:『行動経済学の使い方』より
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エピローグ・あとがき
湊 一樹『「モディ化」するインド』より

モディ政権の10年でインドは最大の民主主義国家から権威主義国家へ変わりつつある。そのような非民主主義的変化には、モディ政治が国民から支持されているという錦の御旗が必要である。そのため、モディ政権は選挙至上主義となっている。:『「モディ化」するインド』より
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生存と繁栄(後半)
リチャード・ボヤツィス 他 『成長を支援するということ』より

人が成長するためにはNEAとPEAが必要だが、問題はそのバランスである。研究によると私たちが必要なPEAは思ったよりも多く、そのため支援者は対象者の強みに焦点を合わせてPEAを呼び起こすことが必要である。また適度なストレスの解消も必要である。:『成長を支援すること』より