Reading Journal 2nd

「敬語の使い方」(その4)
岩渕悦太郎『悪文 伝わる文章の作法』より

対話の文体には敬体と状態がある。そして、この敬体と常態は、区別され一緒に使うことはない。文章においてもこれを混同して使うと読み手に一種の心理的な抵抗を与えてしまう。ただし、敬体の文に常態の文が混ざるケースは幾つかある:『悪文 伝わる文章の作法』より
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目標プロセスアプローチ(前半)
鹿毛雅治『モチベーションの心理学』より

目標が行動を引き起こし、コントロールされていく過程や推移を目標プロセスという。我々は、フィードバック・ループなどの自己調整を行い常に目標を修正しながら行動する。目標の改造構造もこの調整によって変わっていく。:『モチベーションの心理学』より
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「コヘレトの言葉」とは何か(前半)
小友 聡『それでも生きる 旧約聖書「コヘレトの言葉」』より

コヘレトの言葉は、旧約聖書の知恵文学に分類される12章のからなる小さな文書である。そして、コヘレトの言葉は長く異端の書と捉えられてきた。しかし、近年、この本を解釈し直してその魅力に気がつく人が増えてきた。:『それでも生きる 旧約聖書「コヘレトの言葉」』より
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「敬語の使い方」(その3)
岩渕悦太郎『悪文 伝わる文章の作法』より

敬語の悪文として、謙譲語の「お・・・する」を尊敬語のように使うなどの誤用がある。また二重の尊敬語も問題である。また「お・・・になられる」という尊敬の言い方は、敬意を表す「お・・・なる」にさらに「れる」を重ねていて誤用である。:『悪文 伝わる文章の作法』より
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目標内容アプローチ(後半)
鹿毛雅治『モチベーションの心理学』より

モチベーションには、「他利的」な「他社志向動機」によるものがある。人はもともと「利他的動機付け」を持っていて、他者のために何かをすることにより、自分の利他的な欲求が満たされ、互恵的な快感情が生じる。:『モチベーションの心理学』より
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[読書日誌]『それでも生きる 旧約聖書「コヘレトの言葉」』
小友 聡 著 [全15回]

本書は「NHK心の時代」のテキストである。コヘレトの言葉は、冒頭から「空」という言葉を繰り返す聖書からぬ文章である。そしてこの聖書からぬところが逆に聖書の面白さを伝え、そして、人々に「生きよ」と伝えている。:『それでも生きる 旧約聖書「コヘレトの言葉」』より 
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「敬語の使い方」(その2)
岩渕悦太郎『悪文 伝わる文章の作法』より

敬語に関する悪文として、敬語のつけすぎ、接頭語の「お」「ご」のつけすぎの問題がる。つけすぎのほかに「お」をつけると特殊なニュアンスがつく語もあるので注意が必要である。さらに、敬意を持った特別な漢語には「お」などをつける必要はない。:『悪文 伝わる文章の作法』より
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目標内容アプローチ(前半)
鹿毛雅治『モチベーションの心理学』より

目標は、エゴとタスクに分かれ、目標達成理論では、これに対応したパフォーマンス目標とマスタリー目標がある。前者は、自分の有能さを示す事であり、後者は、有能さを身につける事である。そしてマスタリー目標の方が有益であることが分かっている。:『モチベーションの心理学』より
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「コヘレトの言葉」と私
小友 聡『コヘレトの言葉を読もう』より

これまでコヘレトの言葉は、コヘレトを不信仰な懐疑主義者とした、反面教師的な読みであった。しかし著者は、コヘレトの言葉とダニエル書の黙示論との関係を研究し、コヘレトの言葉は、今この時を徹底的に生きよと言っていると読み解いた。:『コヘレトの言葉を読もう』より 
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「敬語の使い方」(その1)
岩渕悦太郎『悪文 伝わる文章の作法』より

昭和27年の国語審議会は『これからの敬語』を決議し、煩雑だった敬語の誤用を正し、平明・簡潔なものにするための方針を示した。敬語には、話し手と話し相手の関係、話題の人物をどう待遇するかによって、丁寧、尊敬、謙譲の3種がある。:『悪文 伝わる文章の作法』より