Reading Journal 2nd

[読書日誌]『アメリカ革命』
上村 剛 著

『アメリカ革命』とは、今日のアメリカ合衆国の始まりを意味する。著者はこのアメリカ革命がアメリカの始まりを意味するのだったら、それは何の始まりだったかという問題意識を持って議論を進める。そして、それは成文憲法の始まりであるとしている。:『アメリカ革命』より 
Reading Journal 2nd

「謙虚に問いかける」を邪魔する力(後半)
エドガー・H・シャイン 『問いかける技術』より

判断や行動は「頭の中で起こっていること」に影響を受ける。「ORJIサイクル」はこれを簡単化したモデルである。私たちは、観察(知覚)する際にすでにフィルタがかかり、間違った判断をしてしまう。そのため「謙虚に問いかける」を行い、認識を正すべきである。:『問いかける技術』より
Reading Journal 2nd

本を正しく批評する
M.J.アドラー / C.V.ドレーン 『本を読む本』より

分析読書第一段階「本の構造をつかむ」、第二段階「内容を解釈する」を通して、著者の意見を正しく理解することができた。そして第三段階は「本を正しく批評する」である。この批評により判断を下して、はじめて、積極的読書は完了する。:『本を読む本』より 
Reading Journal 1st

[再掲載]「桃園結義」(三国志演義)
井波 律子『中国の五大小説』(上)より

(初出:2008-06-16)の再掲載:「桃園結義」(三国志演義)井波 律子『中国の五大小説』(上)より
Reading Journal 1st

[再掲載]『中国の五大小説』(上)
井波 律子 著

(初出:2008-06-15)の再掲載:はじめに 井波 律子『中国の五大小説』(上)より
Reading Journal 2nd

[読書日誌]『なぜ古典を読むのか』
イタロ・カルヴァーノ 著

『なぜ古典を読むのか』は、イタノ・カルヴァーノの古典に関する文章を集めたものである。その多くは彼がまだ編集者だったころ、文学叢書の「まえがき」を飾った。今日の文章では、古典の様々な定義をあげて、その価値を浮き彫りにしている。:『なぜ古典を読むのか』より 
Reading Journal 2nd

「謙虚に問いかける」を邪魔する力(前半)
エドガー・H・シャイン 『問いかける技術』より

「ジョハリの窓」とは、コミュニケーションの複雑さをあらわすモデルである。人間関係を「自分は知っている」と「他人は知っている」の軸から4つに区分「開かれた自己」「盲目の自己」「隠された自己」「未知の自己」に分けて考察する方法である。:『問いかける技術』より
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著者の伝えたいことは何か
M.J.アドラー / C.V.ドレーン 『本を読む本』より

分析読書第六、第七、第八の規則は「本の命題を知る」「論証を見つけ、組み立てる」「著者の解決を検討する」である。読者は、著者の主張を発見し、その論証を見つけて確認することが必要である。その後、著者の主張が解決されているかを調べる。:『本を読む本』より 
Reading Journal 2nd

「国家の興亡は匹夫も責めあり」(最後の王朝)
井波 律子『故事成句でたどる楽しい中国史』 より

明は満州族の清によって倒され清王朝が成立した。清は比較的安定な時期もあり、『紅楼夢』などの名作も生まれる。しかし次第に政治は乱れ内憂外患の状態となった。そして、西太后の登場などもあり、結局は辛亥革命によって滅ぼされた。:『故事成句でたどる楽しい中国史』より
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地位、肩書、役割(後半)
エドガー・H・シャイン 『問いかける技術』より

組織や職種、文化によって人間関係も影響を受ける。それにより、個人的な繋がりを持つことが難しくなる。それでも、個人的な繋がりを持つことは重要であり、それには相手の信頼を「謙虚に問いかける」ことにより得ることが必要となる。:『問いかける技術』より