Reading Journal 2nd 「近代仏教」とは何か? — 廃仏毀釈からの出発(その1)末木 文美士 『日本仏教再入門』より 近代仏教とは、日本では幕末・明治維新を起点とし第二次世界大戦までの仏教を指す。その特徴としては西洋の影響を受け、儀礼的要素(プラクティス)を軽視し、個人の内面的な信仰を重要視して、教義や信条(ビリーフ)中心となったことが挙げられる。:『日本仏教再入門』より 2025.07.04 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd カール・シュミットの議会制民主主義批判と三種の国家体制 — 冷戦の終結とリベラル・デモクラシーの勝利(その2) 長谷部 恭男 『憲法とは何か』より 第一次世界大戦後にカール・シュミットは、リベラルな議会制民主主義は過去のものであると主張した。そして、それに代わるものとして「ファシズム」と「共産主義」をあげている。しかし、実際には第二次世界大戦の終結によりまずファシズムが粉砕された。:『憲法とは何か』より 2025.07.03 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 「道」「文」 — 考えかたの原点(その4)井波 律子 『論語入門』より 今日のところは、核となるキーワード「道」と「文」である。ここでは、孔子の言葉を通して「道」と「文」の意味が語られる。:『論語入門』より 2025.07.02 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 日蓮の生涯と思想 — 日蓮と法華信仰(後半)末木 文美士 『日本仏教再入門』より 日蓮は、『法華経』を絶対的真理を表す経典と考え、現実世界を仏国土化することを使命にして、自ら忍難殉教の菩薩業に励んだ。このような日蓮の志は、仏教に基づく現実改革の教えとして大きな影響力を与え続けている。:『日本仏教再入門』より 2025.07.01 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 戦争形態の変化と民主主義の発達 — 冷戦の終結とリベラル・デモクラシーの勝利(その1) 長谷部 恭男 『憲法とは何か』より 一九世紀中葉に重火器の精度向上により戦争の方法が変わり徴兵制による大量の兵隊が必要となる。これを受けて国家は民主化と福祉の格差の是正に努める。そして、そのような国家体制は、議会制民主主義、ファシズム、共産主義に分かれた。:『憲法とは何か』より 2025.06.30 Reading Journal 2nd
Reading Journal 1st [再掲載]「リーダー交代劇の意味するものは」(水滸伝)井波 律子『中国の五大小説』(下)より (初出:2009-04-11 )の再投稿:「リーダー交代劇の意味するものは」(水滸伝)井波 律子『中国の五大小説』(下)より 2025.06.29 Reading Journal 1st
Reading Journal 1st [再掲載]「無法の道化者、黒旋風李逵」(水滸伝)井波 律子『中国の五大小説』(下)より (初出:2009-04-10 )の再掲載:「無法の道化者、黒旋風李逵」(水滸伝)井波 律子『中国の五大小説』(下)より 2025.06.28 Reading Journal 1st
Reading Journal 2nd 「孝」「礼」 — 考えかたの原点(その3)井波 律子 『論語入門』より 今日のところは、核となるキーワード「孝」と「礼」である。ここでは、孔子の言葉を通して「孝」と「礼」の意味が語られる。:『論語入門』より 2025.06.27 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 国家と宗教 — 日蓮と法華信仰(前半)末木 文美士 『日本仏教再入門』より 日蓮は『法華経』信仰に基づく為政者批判、現実批判により、日本仏教史の中でも特異な位置を占める。国家(王法)仏教(仏法)は、王法が主導権を握り結び付いていたため、為政者を批判する日蓮は数々の弾圧を受けた。:『日本仏教再入門』より 2025.06.26 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 立憲主義と憲法改正 — 立憲主義の成立(後半)長谷部 恭男 『憲法とは何か』より ここでは、立憲主義の立場から憲法改正論議についての議論が書かれている。特に「国を守る責務」や「憲法九条の改正」については、守るべき国は、実は憲法の秩序であることを説明し、九条改正については、改正後の歯止めを考えないといけないとしている。:『憲法とは何か』より 2025.06.25 Reading Journal 2nd