Reading Journal 2nd

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それでも種をまく(後半)
小友 聡『それでも生きる 旧約聖書「コヘレトの言葉」』より

コヘレトは、生を肯定し、また連帯のすばらしさを説いている。そして、「それでも種をまけ」と言って、どんな状況に置かれても、決して手を休めずに地に足をつけて自分の人生を精一杯生きよと言っている。:『それでも生きる 旧約聖書「コヘレトの言葉」』より
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[読書日誌]『若い読者のための世界史』
エルンスト・H・ゴンブリッチ 著 [全41回]

この本は、名著『美術の物語』で有名なエルンスト・ゴンブリッジによる世界史の本である。著者若干25歳の時の子供向けの本であるが、今日のあらゆる批判に耐えうるものとしているのは、著者による長い「50年後のあとがき」にある。『若い読者のための世界史』より 
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自己決定理論(前半)
鹿毛雅治『モチベーションの心理学』より

「認知的評価理論」(「自己決定理論」)により「報酬が内的動機づけに加算的に働かない」こと(アンダーマイニング効果)、反対に誉め言葉などは、内的動機づけを高めること(エンハンッシング効果)などの現象が説明される。:『モチベーションの心理学』より
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それでも種をまく(前半)
小友 聡『それでも生きる 旧約聖書「コヘレトの言葉」』より

コヘレトの言葉には、まるで無神論者であるような言葉が書かれている。しかしそれは、いつも死ぬ日を意識せよという意図で書かれている。そしてそれは、生が束の間だからこそ、精いっぱい生きよという逆説的なものである。:『それでも生きる 旧約聖書「コヘレトの言葉」』より
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「相続をどうすればよいのか」
牧野知弘『負動産地獄』より

日本の相続は世界と比べて非常に厳しい状況に置かれている。相続税対策のアパート建設やタワマンの所有などのゆがみのほか、これからは大量の相続時代を迎え老老相続などの問題も多くある。このような社会構造の変化に対応した相続を考える必要がある。:『負動産地獄』より
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没頭メカニズム
鹿毛雅治『モチベーションの心理学』より

教育上重要であるエンゲージメント状態にいたるような真剣な興味は、既存に認識と環境から受けるズレから生じる。そしてやがて「フロー」状態、すなわち没頭した状態に至る。そしてそのフロー状態を求め続けることにより学びや発達が促進される。『モチベーションの心理学』より
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今をみつめる(後半)
小友 聡『それでも生きる 旧約聖書「コヘレトの言葉」』より

「ダニエル書」に書かれている黙示録、終末論は大きな問題をはらんでいる。そのため当時のイスラエルでも社会が混乱することがあった。コヘレトは、その「終末論」に反対することによって、人々に生きることへ導いた。:『それでも生きる 旧約聖書「コヘレトの言葉」』より
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「「負の相続」にならないために」(後半)
 牧野知弘『負動産地獄』より

相続した不動産を生かすには資産になる土地や建物の見極め、空き家の価値を上げるためにメンテナンスやリホームなどを行うことも必要である。しかし、資産性の見込めない不動産は早めに処分して現金化を視野に入れることも重要である。。:『負動産地獄』より
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成長へのモチベーション(後半)
鹿毛雅治『モチベーションの心理学』より

モチベーション心理学の成長説では、人間には自分の人生に意味があると感じたいという欲求があるとしている。そして自己実現に向かって成長する存在としている。この自己実現にも欠乏認識(D認識)と存在認識(B認識)の区別がある。:『モチベーションの心理学』より
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今をみつめる(前半)
小友 聡『それでも生きる 旧約聖書「コヘレトの言葉」』より

コヘレトの言葉では「終わらない世界観」が示されている。これは「ダニエル書」に書かれている「黙示録」に対応している。当時のユダヤ社会では、「黙示論」が盛んになり社会が混乱した。そのためコヘレトは終わらない世界観を示した。:『それでも生きる 旧約聖書「コヘレトの言葉」』より