Reading Journal 2nd

Reading Journal 2nd

パロディー / 文体模写法 
瀨戸 賢一 『日本語のレトリック』 より

「パロディー」とは、有名な文章を引用し中身をすりかえておかしみと風刺を効かせる表現である。そして、中身をすりかえて茶化すが、自分の言いたいことも伝える。一方「パスティーシュ」は、文体を引用し、形とは違う意味を表現する技法である。:『日本語のレトリック』より
Reading Journal 2nd

「カリスマ」の登場(その2)
湊 一樹『「モディ化」するインド』より

放浪から帰還したモディは、RSSの専従活動家になる。そこで出世を重ね、ついにはグジャラート州の州首相に任命された。そして「グジャラート暴動」が起こった。この時ヒンドゥー至上主義者がイスラム教徒を襲ったが、州政府はそれを支援している。:『「モディ化」するインド』より
Reading Journal 2nd

外国語を身につけるために(その4)
白井恭弘 『外国語学習の科学』より

第二言語習得には、インプットが非常に重要であるが、アウトプットには、文法処理をせざるを得なくなるなどの効果がある。そのためにはインプットにも、文法処理が必要な文を与えるなどの工夫をし、また会話でも文法に注意を向けることが大切である。:『外国語学習の科学』より
Reading Journal 2nd

反語法 / 引喩 
瀨戸 賢一 『日本語のレトリック』 より

「反語法」は、皮肉で意味を伝える方法で、相手の言葉をオウム返しに言うなどの方法がある。次に「引喩」は、引用による比喩のことで、古くは和歌の本歌取りがある。引喩の本質はよく知られた原典に託して今の気持ちを述べることである。:『日本語のレトリック』より
Reading Journal 2nd

「カリスマ」の登場(その1)
湊 一樹『「モディ化」するインド』より

ナレンドラ・モディは、小さいころは父親のチャイ売りの手伝いをして育った。そしてそのころ、ヒンドゥー至上主義の集団RSSと出会い熱心に活動する。その後、青年になったモディは、伝統的な結婚を拒否し家をでて放浪の旅に出る。:『「モディ化」するインド』より
Reading Journal 2nd

外国語を身につけるために(その3)
白井恭弘 『外国語学習の科学』より

従来の文法訳読方式の勉強は、実際のコミュニケーションを目的とする学習法としては効率が悪い。何よりもインプットの量が不足している。大量のインプットを読んだり聞いたりすることにより「予測文法」が身に付き、言語習得につながる。:『外国語学習の科学』より
Reading Journal 2nd

逆説法 / 諷喩 
瀨戸 賢一 『日本語のレトリック』 より

逆説法・パラドクスは、一般に明らかに矛盾したり非常識と思われるなかに一条の光が差し込むときに生ずる。また、風喩(アレゴリー)は、意味の一貫した隠喩の連続である。ストーリーに展開した諷喩は、寓喩と呼ばれることがある。:『日本語のレトリック』より
Reading Journal 2nd

新しいインド?(その3)
湊 一樹『「モディ化」するインド』より

現在のインドは、大きな行き詰りに直面しているが、政府・与党は、「大きな物語」というヒンドゥー至上主義の理論を巧妙に宣伝することによりそれを隠そうとしている。そして「大きな物語」では、モディ首相を神格化している。:『「モディ化」するインド』より
Reading Journal 2nd

外国語を身につけるために(その2)
白井恭弘 『外国語学習の科学』より

第二言語学習の「習得順序」や「発達順序」には、ある程度の普遍性がある。そして発達順序は飛び越えて習得することが出来ない。また、学習言語は様々な要因に影響を受ける。そのようなことを教師や学習者が知ることは、大切なことである。:『外国語学習の科学』より
Reading Journal 2nd

声喩 / 漸層法 
瀨戸 賢一 『日本語のレトリック』 より

擬声語と擬態語をあわせてオノマトペという。このオノマトペはあまり評判がよくないが、場面転換の合図などに使え、日本語の構造の問題もあり多用されている。また、ことばを足していくことによりクライマックスを形成する技法に「漸層法」がある。:『日本語のレトリック』より