Reading Journal 2nd

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独立(その3)
上村 剛 『アメリカ革命』 より

独立宣言と同じくらい重要なものに、各邦での憲法制定がある。また邦を束ねた連合の構想も議論された。この頃の邦と連合の概念は、今と違い主権はあくまでも邦が持っていた。それはモンテスキューの『法の精神』などの影響を受けている。:『アメリカ革命』より 
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『エランベルジェ著作集』全三巻
宮地 尚子 『100分de名著 安克昌 『心の傷を癒すということ』』 より

もう一冊の名著として『エランベルジェ著作集』の紹介がある。エランベルジェは、精神医学や心理学、心理分析の歩んできた歴史を社会・文化的な広がりをもって辿り、心の治療を問い続けた人である:『100分de名著 安克昌 『心の傷を癒すということ』』より
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読書と精神の成長
M.J.アドラー / C.V.ドレーン 『本を読む本』より

読書は、自分の力以上に難解な本に取り組む必要がある。そして分析読書にふさわしい本は少数であるが存在する。このような本を読むことで、人の精神はいつまでも成長することができる。またそのような本は一生読者の成長に付き合ってくれる。:『本を読む本』より
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独立(その2)
上村 剛 『アメリカ革命』 より

1775年、レキシントン・コンコード間でアメリカ独立戦争が始まった。アメリカ側の総司令官は、ジョージ・ワシントンである。そして1776年の大陸会議で「独立宣言」が採択された。しかし、この独立宣言は、奴隷制と女性問題という限界があった。:『アメリカ革命』より 
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心の傷を耕す
宮地 尚子 『100分de名著 安克昌 『心の傷を癒すということ』』 より

安克昌などの先人の努力もあり心のケアの意識は向上している。しかし、心理的な居場所を取り戻すという問題はまだ社会的課題である。このような心のケアの問題は、究極的には、社会の品格の問題となる。:『100分de名著 安克昌 『心の傷を癒すということ』』より 
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訳者あとがき 板橋 拓己
ヤン=ヴェルナー・ミュラー『ポピュリズムとは何か』より

訳者の板橋は、ミュラーのポピュリズムの特徴は、「反エリート主義」に加えて「反多元主義」であるとしている。そして、「自分たちが、それも自分たちだけが真の人民を代表する」という主張がポピュリズムであり、これは民主主義の脅威となる。:『ポピュリズムとは何か』より
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シントピカル読書(後半)
M.J.アドラー / C.V.ドレーン 『本を読む本』より

ここでは、シントピカル読書に関する様々な話題(客観性の必要性や主な批判など)や「進歩の観念」という主題にそくした実例、さらに「シントピコン」という参考書の使い方などが書かれている。そして、最後にシントピカル読書の手順のまとめたる。:『本を読む本』より
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独立(その1)
上村 剛 『アメリカ革命』 より

フランスとの戦争の戦費を稼ぐためイギリスは植民地に課税した。それに対して植民地側は「代表無くして課税なし」と言って反発した。しかし、今日的に見れば当たり前のように見えるが、当時の情勢から見るとそれも無理がないことだった。:『アメリカ革命』より 
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心のケアが目指すもの
宮地 尚子 『100分de名著 安克昌 『心の傷を癒すということ』』 より

心のケアにとって「共有する」ということが大切である。PTSDなどの治療には、外傷体験と折り合いをつける必要がある。それには、本人のペースで自発的に外傷体験について語ってもらうことが治療になる。:『100分de名著 安克昌 『心の傷を癒すということ』』より 
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シントピカル読書(前半)
M.J.アドラー / C.V.ドレーン 『本を読む本』より

シントピカル読書とは、同一主題について本を二冊以上読む方法である。そのため点検読書が大きな力を発揮する。そして読むべき本が見つかったらいよいよシントピカルに読み始める。ここでは、シントピカル読書の5つの段階が説明される。:『本を読む本』より