Reading Journal 2nd

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鎌倉仏教の特徴 — 法然・親鸞と浄土信仰(その1)
末木 文美士 『日本仏教再入門』より

鎌倉仏教は、末法論への対応から「易行」性、「選択」性、「民衆」性に特徴がある。そのため広く民衆に支持されっていった。しかし、それらが本当に影響力を持ったのは戦国時代である。鎌倉時代にはまだ顕教仏教が中心であった。:『日本仏教再入門』より 
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帝国化と民主化の拡大(その1)
上村 剛 『アメリカ革命』 より

ヨーロッパには、ナポレオンが登場する。アメリカはナポレオンからルイジアナを購入し領土を二倍に増やした。また、アメリカは、イギリスとの関係が悪化し一八一二年戦争が勃発した。この戦争により、アメリカ国内に多くの変化が生じた。:『アメリカ革命』より 
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心に届く伝え方(後半)
平木 典子 『アサーション入門』より

よくある誤解に「どうしたら同意してもらえるでしょうか」というのがある。しかし、アサーションは他者を変えるテクニックではない。むしろアサーションにより自分が変わる必要がある。それには、私を主語にした「私メッセージ」を使うことが有効である。:『アサーション入門』より
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空海の思想、「即身成仏」と「十住心論」 — 最澄と空海(その3)
末木 文美士 『日本仏教再入門』より

曼荼羅は、大日如来を中心にあらゆる仏菩薩や神々が囲む。そしてすべてが大日如来と結び付けられ統合される。空海の思想もこれと同じく、密教が最上位の教えであるが、決して他の教えを否定することなく、密教を頂点にする思想体系に位置づけている。:『日本仏教再入門』より 
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党派の始まり(その3)
上村 剛 『アメリカ革命』 より

初期のアメリカ合衆国にとって、先住民は対等な外交交渉相手だった。合衆国は、西部に進出するに従いその先住民を迫害し土地を取り上げていく。このような合衆国は、近年、「合衆国の帝国化」という視点で捉えられている。:『アメリカ革命』より 
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心に届く伝え方(前半)
平木 典子 『アサーション入門』より

複雑な状況でどうしたら良いかわからない場合は、まず「自分の気持ちを確かめる」ことが大切である。そして「事実や状況を相手と共有」したうえで、出来るだけ「具体的な提案」をすることにより歩み寄ることができる。:『アサーション入門』より
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空海の生涯と「曼荼羅的思考」 — 最澄と空海(その2)
末木 文美士 『日本仏教再入門』より

真言宗の開祖空海は、讃岐に生まれた。上京し大学に入るが、中退し以後私度僧として修行する。その後、遣唐使に随行し唐にて、密教を学ぶ。帰国後は密教の宣布の為に活動した。高野山の金剛峯寺や東寺に密教の本拠地とし、真言宗を盤石なものとした。:『日本仏教再入門』より 
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党派の始まり(その2)
上村 剛 『アメリカ革命』 より

フランス革命により、イギリスを中心としたヨーロパとフランスが戦争を起こした。これに対してワシントンは中立を宣言する。これをイギリスはよく思わず、アメリカ船を拿捕する。このような状況でイギリスとアメリカはジョイ条約を締結する。:『アメリカ革命』より 
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アサーションで身につく三つの力
平木 典子 『アサーション入門』より

アサーションには、タスクをするための「タスクのためのアサーション」、人間関係を良好にするための「メンテナンスのアサーション」、そしてそれらをつなぐ「自己実現のアサーション」がある。現代では、メンテナンスのアサーションは非常に重要である。:『アサーション入門』より
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最澄の生涯と思想 — 最澄と空海(その1)
末木 文美士 『日本仏教再入門』より

最澄の天台宗、空海の真言宗という平安仏教は、遣唐使に随行することにより日本に入った。奈良仏教と違い深山を根拠地とする。その思想には生きとし生けるものすべてが救われるという特徴がある。また最澄には、仏教の方向性を決定したという業績がある。:『日本仏教再入門』より