つくジー

Reading Journal 2nd

「束の間」を生きる (前半)
若松英輔、小友聡『すべてには時がある 旧約聖書「コヘレトの言葉」をめぐる対話』より

コヘレトの言葉の重要なキーワードとして「空(へベル)」と「風(ルーアハ)がある。両方とも解釈の難しい語であるが、「へベル」には「束の間」、「ルーアハ」には「(神の)息」という意味もある。:『すべてには時がある 旧約聖書「コヘレトの言葉」をめぐる対話』 より 
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だれでも読める文字
エルンスト・H・ゴンブリッチ 『若い読者のための世界史』 より

26文字のアルファベットは古代のフェニキア人によって発明された。彼らはエルサレムにほど近い港町に住んでいた商人であった。アルファベットは音を合わすものでる、彼らはこの文字のおかげで異国の港町から家族へ手紙を送ることができた。:『若い読者のための世界史』より 
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態度
鹿毛雅治『モチベーションの心理学』より

態度の研究は100年以上前からすでに始まっている。しかし非意識的側面が影響を及ぼし測定が難しかった。しかし「潜在連合テスト」が開発され、飛躍的に研究が進んだ。その研究により「計画的行動理論」が提唱さえている。:『モチベーションの心理学』より
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「価値」が反転する書(後半)
若松英輔、小友聡『すべてには時がある 旧約聖書「コヘレトの言葉」をめぐる対話』より

キリスト教徒にとって「聖典」は、「知る」ことを手放し「信じる」ことを求めていく書物である。しかし信仰が無くても「信じる」を重んじる人はいる。「信じる」とは、自分を生かしている働きを信じることである:『すべてには時がある 旧約聖書「コヘレトの言葉」をめぐる対話』 より 
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唯一の神
エルンスト・H・ゴンブリッチ 『若い読者のための世界史』 より

エジプトとメソポタミアの間の高原地帯に小さく力のない民族が現れた、ユダヤの民である。彼らは唯一神を信仰しその教えをまとめたものが『旧約聖書』である。彼らは多くの苦難を体験したがそれにより返って敬虔となった。:『若い読者のための世界史』より 
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習慣(後半)
鹿毛雅治『モチベーションの心理学』より

習慣は、後天的に学習され、習慣化の形成には「フィードバック説」と「認知節」の二つがある。習慣化には、運動を正確にし疲労を減少させる効果とその遂行に必要な意識的注意を減少させる効果がある。また、習慣は行為だけでなく心の習慣もある:『モチベーションの心理学』より
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「価値」が反転する書(前半)
若松英輔、小友聡『すべてには時がある 旧約聖書「コヘレトの言葉」をめぐる対話』より

コヘレトの言葉は、旧約聖書の中でもあまり知られていない一遍である。しかし、その中には現代のような危機の中での「言葉の杖」が隠されている。それは、いわば逆転の発想からの希望である。:『すべてには時がある 旧約聖書「コヘレトの言葉」をめぐる対話』 より 
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日月火水木金土
エルンスト・H・ゴンブリッチ 『若い読者のための世界史』 より

紀元前3000年ごろユーフラテス川とチグリス川の流域にメソポタミア文明が生まれた。この文明は多くの民族の王によって代わる代わる支配された。彼らは楔形文字を発明し、ハムラビ法典をを編纂した。また彼らによって、七曜が生まれた。:『若い読者のための世界史』より 
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習慣(前半)
鹿毛雅治『モチベーションの心理学』より

「習慣」は、自動化されたモチベーションである。習慣は、行動主義心理学では、三項随伴性(ABC分析)の枠組みでとらえられる。また、新行動主義では、モチベーションを習慣と動因の積で表し、モチベーションにおける習慣の意義を定式化している。:『モチベーションの心理学』より
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[読書日誌]『すべてには時がある 旧約聖書「コヘレトの言葉」をめぐる対話』
若松英輔、 小友聡 著 [全12回]

本書は「NHK心の時代」『それでも生きる「コヘレトの言葉」』の対談集である。コロナ禍の状況でのこの放送は、大変な反響があった。「生きよ」と語りかけるコヘレトの言葉は時代を超えて言葉の杖となったのである。:『すべてには時がある 旧約聖書「コヘレトの言葉」をめぐる対話』 より