つくジー

Reading Journal 1st

[再掲載]『中国の五大小説』(上)
井波 律子 著

(初出:2008-06-15)の再掲載:はじめに 井波 律子『中国の五大小説』(上)より
Reading Journal 2nd

[読書日誌]『なぜ古典を読むのか』
イタロ・カルヴァーノ 著

『なぜ古典を読むのか』は、イタノ・カルヴァーノの古典に関する文章を集めたものである。その多くは彼がまだ編集者だったころ、文学叢書の「まえがき」を飾った。今日の文章では、古典の様々な定義をあげて、その価値を浮き彫りにしている。:『なぜ古典を読むのか』より 
Reading Journal 2nd

「謙虚に問いかける」を邪魔する力(前半)
エドガー・H・シャイン 『問いかける技術』より

「ジョハリの窓」とは、コミュニケーションの複雑さをあらわすモデルである。人間関係を「自分は知っている」と「他人は知っている」の軸から4つに区分「開かれた自己」「盲目の自己」「隠された自己」「未知の自己」に分けて考察する方法である。:『問いかける技術』より
Reading Journal 2nd

著者の伝えたいことは何か
M.J.アドラー / C.V.ドレーン 『本を読む本』より

分析読書第六、第七、第八の規則は「本の命題を知る」「論証を見つけ、組み立てる」「著者の解決を検討する」である。読者は、著者の主張を発見し、その論証を見つけて確認することが必要である。その後、著者の主張が解決されているかを調べる。:『本を読む本』より 
Reading Journal 2nd

「国家の興亡は匹夫も責めあり」(最後の王朝)
井波 律子『故事成句でたどる楽しい中国史』 より

明は満州族の清によって倒され清王朝が成立した。清は比較的安定な時期もあり、『紅楼夢』などの名作も生まれる。しかし次第に政治は乱れ内憂外患の状態となった。そして、西太后の登場などもあり、結局は辛亥革命によって滅ぼされた。:『故事成句でたどる楽しい中国史』より
Reading Journal 2nd

地位、肩書、役割(後半)
エドガー・H・シャイン 『問いかける技術』より

組織や職種、文化によって人間関係も影響を受ける。それにより、個人的な繋がりを持つことが難しくなる。それでも、個人的な繋がりを持つことは重要であり、それには相手の信頼を「謙虚に問いかける」ことにより得ることが必要となる。:『問いかける技術』より
Reading Journal 2nd

著者と折り合いをつける
M.J.アドラー / C.V.ドレーン 『本を読む本』より

分析読書の第五の規則は「重要な単語を見つけ出し、それを手がかりに著者と折り合いをつける」である。このプロセスには2つの段階「重要単語を見つける」と「単語の意味をつかむ」がある。単語の意味は前後の文脈を総動員してつかまなければならない。:『本を読む本』より 
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「山中の賊を破るは易く、心中の賊を破るは難し」(耶律楚材と王陽明)(後半)
井波 律子『故事成句でたどる楽しい中国史』 より

明をつくった洪武帝は残酷な独裁者になり明は混乱し始めた、そして靖難の変により永楽帝が即位する。しかし、永楽帝も宦官を重用し明はすいたいする。このような政治状況をよそに都市は繁栄し、呉中の四才などの文人が現れた。:『故事成句でたどる楽しい中国史』より
Reading Journal 2nd

地位、肩書、役割(前半)
エドガー・H・シャイン 『問いかける技術』より

地位や肩書の人間関係に及ぼす影響は、その場の文化によって、違う。米国のような文化では、「課題志向の関係」が「人間志向の関係」よりも強くなっている。しかし、それでは組織内の関係に境界が出来てしまう。そのため「謙虚に問いかける」が櫃世となる。:『問いかける技術』より
Reading Journal 2nd

本を透視する
M.J.アドラー / C.V.ドレーン 『本を読む本』より

分析読書の第二の規則、第三の規則、第四の規則は、それぞれ「本全体の統一と要約」「本の部分の構成の把握」「著者の問題を知る」である。この規則は、それぞれ独立しているわけでなく相互に影響しながら本の内容の理解に役立つ。:『本を読む本』より