つくジー

Reading Journal 2nd

本読みの方法(1) 一度目:通読(前半)
高田 明典 『難解な本を読む技術』 より

読書は一回で終わるものではないが、一回目と二回目以降を同じ読み方をするのは効率が悪い。一回目の「通読」は、「本のおおまかな地図を作る」ために行う。そのためには読書ノートを準備し、読み始める前にその構成を見ながら、章立てを記入する。:『難解な本を読む技術』より 
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「道に拾遺せず」(西方の大国・秦)(前半)
井波 律子『故事成句でたどる楽しい中国史』 より

西方の大国・秦は商鞅が中央集権型の国家建設をししだいに強国となった。そして、そのころ秦とその他の六国の間で「合従」を説く蘇秦と「連衡」を説く張儀などの遊説家が活躍した。また屈原などの詩人、老子荘子の思想なども生まれた。:『故事成句でたどる楽しい中国史』より
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「問いかけ」を活用する(後半)
エドガー・H・シャイン 『人を助けるとはどういうことか』より

前回と今回で6つの支援の状況が具体的に示された。そしてどんな支援関係でも社会経済学や適切な役割を理解することの重要性が示された。具体的な質問は、よく状況を把握し自問し、控えめな質問から始める必要がある。:『人を助けるとはどういうことか』より
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準備(選書:読むべき本を選ぶ)
高田 明典 『難解な本を読む技術』 より

読書の前段階として選書がある。これにはまず書店に行って「棚見」をし、自分の知りたい分野の構成図を描くことから始める。そして、その構成図ができたらさらに下位の「分野」に細分し、自分の知りたい「分野」の本を見つけ出す:『難解な本を読む技術』より
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ポピュリストがすること、あるいは政権を握ったポピュリズム(その7)
ヤン=ヴェルナー・ミュラー『ポピュリズムとは何か』より

「人民」という言葉は危険な言葉である。非民主主義的な社会では、この言葉は正当でまったくポピュリズム的でない。しかし代表制民主主義がかろうじて尊重されうるポピュリズム体制においては、人民の小さな異議申し立ても大きな反響を与える。:『ポピュリズムとは何か』より
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「先ず隗より始めよ」(戦国の群像)(後半)
井波 律子『故事成句でたどる楽しい中国史』 より

斉の威王は人材召集のため首都の稷門の外に学者を集めた。集まった学者は「稷下の学士」と呼ばれ、諸子百家の源流となる。その中には、儒家の孟子や荀子、法家の韓非子などいた。同じ儒家でも孟子は性善説を、荀子は性悪説をとった。:『故事成句でたどる楽しい中国史』より
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「問いかけ」を活用する(前半)
エドガー・H・シャイン 『人を助けるとはどういうことか』より

ここでは、問いかけを活用した3つの例が示されている。まず日常の支援でも、支援のダイナミックスが働く例を示し、その後、重役会議の健全化の支援として示されるのは、無知を利用した質問の例と著者の提案という対決な質問の例である。:『人を助けるとはどういうことか』より
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基本的な考え方(後半)
高田 明典 『難解な本を読む技術』 より

本には「登山型の本」と「ハイキング型の本」がある。本の理解には、この型を知ること必要がある。また、読む前にその本のシーケンスパターン(難易度の変化のパターン)を知る事も重要である。読む態度としては「同化読み」と「批判読み」がある。:『難解な本を読む技術』より 
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「士は己を知る者の為に死す」(戦国の群像)(前半)
井波 律子『故事成句でたどる楽しい中国史』 より

紀元前四〇三年を境に、春秋時代から戦国時代に移る。戦国時代は、弱小勢力が次第に淘汰され、韓・魏・趙・斉・燕・楚・秦の「戦国七雄」が覇権を争った。その過程で、「唇亡べば則ち歯寒し」などの多くの故事が生まれた。:『故事成句でたどる楽しい中国史』より
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控えめな問いかけ(その3)
エドガー・H・シャイン 『人を助けるとはどういうことか』より

「純粋な問いかけ」「診断的な問いかけ」「対決的な問いかけ」「プロセス思考的な問いかけ」は、クライアントとの関わりによって進む。「純粋な問いかけ」から始め、クライアントが自ら問題を解決できるようになると次の段階が可能となる。:『人を助けるとはどういうことか』より