つくジー

Reading Journal 2nd

読書の技術と積極性
M.J.アドラー / C.V.ドレーン 『本を読む本』より

「読む」という行為には、積極性が必要である。そして積極性が高い読書ほど、よい読書である。積極性のある読書は、「浅い理解から深い理解へ」と読み手を引き上げる。本書では、「理解を深める本」を本当に理解するための読書術を問題とする。:『本を読む本』より
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「蛍雪の功」(諸王朝の興亡)(その3)
井波 律子『故事成句でたどる楽しい中国史』 より

東晋王朝は「孫恩の乱」が起こると混乱し、そして劉裕により宋王朝が立てられる。しかしその後南朝は短い周期で交替を繰り返す。北朝は、北周の武帝により統一され、さらに楊堅が隋王朝を立てる。隋が南朝も滅ぼし中国を統一した。:『故事成句でたどる楽しい中国史』より
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良好な人間関係と強い組織を築くために
エドガー・H・シャイン 『問いかける技術』より

良好な人間関係やチームワークには、「謙虚な問いかけ」が欠かせない。この問いかけは、相手の警戒心を解き、自分では答えが見いだせないことについて質問する技術であり、その人のことを理解したいという気持ちを持って、人間関係を築くことができる。:『問いかける技術』より
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[読書日誌]『本を読む本』
M.J.アドラー / C.V.ドレーン 著

『本を読む本』は、知的な積極的読書をするための規則を述べた本である。この本は、1940年にアメリカで出版された後、各国語に翻訳され、また高校、大学で使用されている。そして、世界の名著を読んで自らを高めていくための手引きとして広く読まれている。:『本を読む本』より 
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「竹馬の好」(諸王朝の興亡)(その2)
井波 律子『故事成句でたどる楽しい中国史』 より

「八王の乱」「永嘉の乱」で混乱した西晋の人々は、長江を渡り、そして東晋を成立させた。東晋は安定した後には、貴族文化が栄え、書聖王義之や王献之、画聖顧愷之などの大家が出現した。華北では、諸国が入り乱れる五胡十六国時代となった:『故事成句でたどる楽しい中国史』より
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[読書日誌]『問いかける技術』
エドガー・H・シャイン 著

『問いかけうる技術』は、エドガー・H・シャインの『人を助けるとはどういうことか』に続く「支援学」の本である。この本には、シャインが開発したプロセス・コンサルテーションの技法のカギとなる「控えめな問いかけ」について書かれている。:『問いかける技術』より
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読書ノートの記入例 / 代表的難解本ガイド
高田 明典 『難解な本を読む技術』 より

ここでは、著者と著者のセミナーの学生による具体的な読書ノートが示されている。また代表的難解本ガイドとして、デリダの『有限責任会社』、スピノザの『エチカ』、ウィトゲットシュタインの『論理哲学論考』などの10冊の難解本についての解説がある。:『難解な本を読む技術』より
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「破竹の勢い」(諸王朝の興亡)(その1)
井波 律子『故事成句でたどる楽しい中国史』 より

貴族文化が栄え厭戦ムードだった西晋も杜預の「破竹の勢い」の進軍によりやっと三国の最後の呉を滅ぼし中国を統一した。その後、西晋では貴族文化が栄え政治は腐敗する。やがて八王の乱などが起こり滅亡する。:『故事成句でたどる楽しい中国史』より
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解説 金井壽宏(後半)
エドガー・H・シャイン 『人を助けるとはどういうことか』より

人間は自律しつつも共同できることが大切である。そのためには支援をうまく求めることができ、その相互作用の中で、互いに依存することが上手にできることが必要である。その考え方は、人との関係を重視する日本社会で、より発展の可能性がある。『成長を支援すること』より
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さらなる高度な本読み(その4)
高田 明典 『難解な本を読む技術』 より

「関連読み」「並行読み」とは、異なる分野の本の共通性に注目して関連させながら、時に同時に読む技術である。そして、最後に、本を読む意義とは、思想を自分の中に再構成して、それを未来に生かすためという著者の思いが語られる。:『難解な本を読む技術』より