[再掲載]「多種多様な御朱印」
淡交社編集局 『決定版 御朱印入門』より

Reading Journal 1st

「決定版 御朱印入門」 淡交社編集局 編 (読了09)
[Reading Journal 1st:再掲載]
(初出:2009-02-05)

御朱印鑑賞、 さまざまな御朱印、第三章 多種多様な御朱印、コラム 「御朱印で、さらに深まる神社仏閣の魅力」 だるま商会、対談 「御朱印帳の山ーー寺社参詣三十年の軌跡」 北村 龍

ここでは、多種多様な御朱印について書いてある。

奥の院・奥の宮
寺院には奥の院、神社には奥の宮がある場合がある。

高野山奥の院
高野山の奥の院は弘法大師空海の御廟所である。四国八十八ヶ所の遍路は、すべて巡り終えたあと、高野山の奥の院へ参拝するのが常である。

室生寺奥の院
女人高野と呼ばれる室生寺にも奥の院がる。ここも弘法大師を祀る御影堂がある。

四国霊場の札所の奥の院
四国霊場の札所には奥の院があるところが多い。しかしすべての奥の院で御朱印があるわけでないので注意が必要。

穂高神社奥宮
長野県上高地にある明神池に穂高神社の奥宮がある。

山頂
日本の山は、神の住む霊山として崇められているところが多く、山頂に神社がある。

日本三霊山
日本三霊山は、富士山・白山・立山である。いずれも山頂の御朱印をいただくことができる。富士山の山頂には静岡県富士宮市の富士山浅間大社の奥宮が鎮座している。ここの御朱印は富士の赤土が使われていて独特の朱色である(御朱印代1000円)。また金剛杖は、登山道のそこかしこで販売されていて、登山道にある山室で焼印を押せる。また、富士宮口の富士山本宮浅間神社、河口湖口の北口本宮浅間大社などでも販売されていて、朱肉の刻印をいただける。
白山の山頂には、石川県白山市の白山比神社の奥宮がある。御朱印は、室堂の向いの祈祷殿でいただくことができる。
立山の雄山山頂には雄山神社峰本社が鎮座している。ここで御朱印がいただける。

大峯山
奈良県の吉野から大峯を経て、和歌山県の熊野へとつづく山道は、修験の行者の修行の場であり「奥駆道」と呼ばれる。奥駆道の途中、大峯山の山上ヶ岳には、大峯山寺本堂をはじめ、表行場、裏行場などが点在し、さらに山道途中の茶屋と呼ばれるところでも様々な御朱印があり、鉢巻や笈摺などにいただく人が多い。山上ヶ岳一帯は現在も女人禁制である。

その他、出羽三山、木曾御嶽山、石鎚山などの霊山でも御朱印がいただける。


御詠歌
御詠歌ごえいかとは、巡礼者が節をつけてうたう和歌の事である。西国三十三所や四国八十八ヶ所などでは、御詠歌の御朱印をいただくことができる。印は同じだが、字の部分が御詠歌になる。

限定御朱印
日を限っていただける御朱印もある。

興福寺
奈良の興福寺北円堂は春・秋に期間を限って公開される。この期間に御朱印をいただくことができる。

薬師寺
薬師寺では国宝の吉祥天画像が期間を限り公開されるが、公開期間には吉祥天の御朱印をいただける。同様に玄奘三蔵院が公開される期間のみ玄奘三蔵の御朱印がいただける。

仁和寺
京都御室の仁和寺にも数種類の御朱印がある。その中で薬師如来の御朱印をいただけるのは毎月八日のみである。

円覚寺
鎌倉円覚寺では、毎年十一月の三日間、宝物風入れという行事が行われる。その期間は、国宝円覚寺舎利殿を間近に拝観することができる。この三日間のみ「舎利瞻禮」と書いていただける御朱印をいただける。
舎利殿は正月三が日にも公開されるが、その時は御朱印は用意されていない。

六道まいり
京都では、八月七~十日に六道まいり呼ばれる仏教行事がある。先祖の霊のため六道珍皇寺にある迎え鐘を撞く行事である。この六道まいりの期間に紺紙金泥の御朱印が授与される。

祇園祭
祇園祭の期間中(七月一ヶ月間)のみ、八坂神社と四条御旅所で「祇園御霊会」の御朱印が授与される。山鉾が印刷されている紙にいただくことになるので、御朱印帳に直接いただくことはできない。
また、山鉾巡行の前日と前々日には、山鉾のある各鉾町で各山鉾の御朱印をいただける。

その他にも、決まった日にしかいただけない御朱印が意外とある。

天皇陵
寺社の御朱印とは別であるが、歴代天皇の御陵にも「陵印」と呼ばれる印がある。天皇陵を寺院の霊場を巡るように巡拝することを「皇陵巡拝」という。皇陵は宮内庁書陵部が管理していて、全国に五ヶ所の管理事務所が置かれている。この五ヶ所の管理事務所に行けばすべての陵印をいただける。

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