Reading Journal 2nd 憲法とそれ以外の法 — 憲法法典の変化と憲法の変化(その3)長谷部 恭男 『憲法とは何か』より 憲法は、憲法典を素材に法律の専門家が紡ぎ出した慣行の集まりであり、テクストを変えたからと言って、必ずしも憲法が変わるわけではない。また、憲法典を変える場合は、それによって、どの程度「憲法」が変わるかを専門家に聞く必要がある。:『憲法とは何か』より 2025.08.21 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 不屈の精神 — 孔子の素顔(その2)井波 律子 『論語入門』より 孔子は、不屈の精神を持っていた。それは、自分自身が周の文化を受け継ぐ者という強い自負心に裏打ちされていた。その不屈の精神で孔子は逆境の時もそれをはねつけ理想を追い求めた。:『論語入門』より 2025.08.20 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 大正期の仏教の社会活動 — 社会活動する仏教(その2) 末木 文美士 『日本仏教再入門』より 大正期には不況などから国民の不満がました。このような状況で仏教社会事業が起こる。もっとも活発だったのが渡辺海旭を中心とした浄土宗社会派の人たちだった。また政治的行動主義の動きとして、仏教徒の参政権運動がある。:『日本仏教再入門』より 2025.08.19 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 規範の「慣行的理解」 — 憲法法典の変化と憲法の変化(その2)長谷部 恭男 『憲法とは何か』より H・L・A・ハートは規範の「慣行的理解」という考え方を主張している。これによると、通常の法律は一次レベルの規範となる。近代国家が発達するとその規範を判断する憲法などの2次レベルの規範が現れ、それは3次レベルの規範として憲法改正の条文が必要となる。:『憲法とは何か』より 2025.08.18 Reading Journal 2nd
Reading Journal 1st [再掲載]「曹雪芹が目ざした「密度」」(紅楼夢)井波 律子『中国の五大小説』(下)より (初出:2009-05-19)の再投稿:「曹雪芹が目ざした「密度」」(紅楼夢)井波 律子『中国の五大小説』(下)より 2025.08.17 Reading Journal 1st
Reading Journal 1st [再掲載]「醜悪さのリアリティ」(紅楼夢)井波 律子『中国の五大小説』(下)より (初出:2009-05-07)の再投稿:「醜悪さのリアリティ」(紅楼夢)井波 律子『中国の五大小説』(下)より 2025.08.16 Reading Journal 1st
Reading Journal 2nd ユーモア感覚 — 孔子の素顔(その1)井波 律子 『論語入門』より 孔子は、ユーモアあふれる人だった。そうであるからこそ、諸国放浪の旅を乗り越えられたのである。ここでは、孔子のユーモア―あふれる話が集められている。:『論語入門』より 2025.08.15 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 社会活動の二つのパターン — 社会活動する仏教(その1)末木 文美士 『日本仏教再入門』より 仏教徒が行った社会活動は、「社会参加仏教」という観点から研究が行われている。これはさらに「社会的サービス」と「政治行動主義」に分かれるが、明治期から現代に至るまで日本仏教界では、「社会的サービス」が圧倒的に多い。:『日本仏教再入門』より 2025.08.14 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 憲法改正とその必要性 — 憲法法典の変化と憲法の変化(その1) 長谷部 恭男 『憲法とは何か』より ここでは、デイヴィッド・ストラウスの「憲法改正の意味の無さ」という論文が紹介されている。彼は、実質的な意味における憲法の重要修正が、憲法典の改正なしに行われていることを指摘し、成熟した国家において改正は、あまり意味がないと言っている。:『憲法とは何か』より 2025.08.13 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 受け継がれゆく思想 — 弟子たちとの交わり(その7)井波 律子 『論語入門』より 孔子の没後、その思想は曾氏と子夏の二人によって受け継がれた。そして曾氏の系統から孟子が現れ、子夏の系統から荘子が現れて、孔子の思想から様々なヴァリエーションが生まれた。ここでは、そのような曾氏と子夏の話が取り上げられている。:『論語入門』より 2025.08.12 Reading Journal 2nd