Reading Journal 2nd 独立(その1) 上村 剛 『アメリカ革命』 より フランスとの戦争の戦費を稼ぐためイギリスは植民地に課税した。それに対して植民地側は「代表無くして課税なし」と言って反発した。しかし、今日的に見れば当たり前のように見えるが、当時の情勢から見るとそれも無理がないことだった。:『アメリカ革命』より 2025.04.10 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 心のケアが目指すもの 宮地 尚子 『100分de名著 安克昌 『心の傷を癒すということ』』 より 心のケアにとって「共有する」ということが大切である。PTSDなどの治療には、外傷体験と折り合いをつける必要がある。それには、本人のペースで自発的に外傷体験について語ってもらうことが治療になる。:『100分de名著 安克昌 『心の傷を癒すということ』』より 2025.04.09 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd シントピカル読書(前半) M.J.アドラー / C.V.ドレーン 『本を読む本』より シントピカル読書とは、同一主題について本を二冊以上読む方法である。そのため点検読書が大きな力を発揮する。そして読むべき本が見つかったらいよいよシントピカルに読み始める。ここでは、シントピカル読書の5つの段階が説明される。:『本を読む本』より 2025.04.08 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 植民地時代(その4) 上村 剛 『アメリカ革命』 より 植民地では、本国から派遣された総督と議会が対立していた。その背景には各々のコモン・ローへの解釈の違いがあった。この対立を解消するために植民地において参議院が作られた。しかし、参議院が力を持ちすぎたためかえって混乱が増してしまう。:『アメリカ革命』より 2025.04.07 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd ポピュリズムについての七つのテーゼヤン=ヴェルナー・ミュラー『ポピュリズムとは何か』より ここでは、本書の結論を七つのテーゼとしてまとめている。反多元主義であるポピュリズムは民主主義の脅威であり批判されるべきである。そして、民主主義の養護する側も「代表制の失敗」や「全般的な道徳性」について再考せねばならない。:『ポピュリズムとは何か』より 2025.04.06 Reading Journal 2nd
Reading Journal 1st [再掲載]「「語り」の人気者、張飛・趙雲」(三国史演義)井波 律子『中国の五大小説』(上)より (初出:2008-06-27)の再掲載:「「語り」の人気者、張飛・趙雲」(三国史演義)井波 律子『中国の五大小説』(上)より 2025.04.05 Reading Journal 1st
Reading Journal 2nd さまざまな「心の傷」を見つめる(後半) 宮地 尚子 『100分de名著 安克昌 『心の傷を癒すということ』』 より 震災を経験した人には、「リアル病」と安が名付けた虚無感がある。この虚無感にさいなまれた人に対しては、「安全な場所」「安全な相手」「時間をかけること」が重要で、寄り添いつつ待つことが必要である。:『100分de名著 安克昌 『心の傷を癒すということ』』より 2025.04.04 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 文学書の読みかた(後半) M.J.アドラー / C.V.ドレーン 『本を読む本』より 小説の読み方で大切なことは、一気に読むことである。一気に読みその世界に浸ることが大切である。戯曲も物語であるので、一気に読む。しかし、舞台で行うものなので、声を出して読むことが理解を助ける。詩は一気に、そして繰り返し読むのがよい:『本を読む本』より 2025.04.03 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 植民地時代(その3) 上村 剛 『アメリカ革命』 より 一般に「有益な怠慢」と呼ばれるように、植民地は本国と遠く離れているため、政治的に勝手にできたという欲説があるが、これは誤りである。実際には英本国は、さまざまな手法で植民地を支配しようとしていた。ここでは、その様子を時代ごと追っている:『アメリカ革命』より 2025.04.02 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd さまざまな「心の傷」を見つめる(前半) 宮地 尚子 『100分de名著 安克昌 『心の傷を癒すということ』』 より 震災時にはPTSDを発症する人も多い。これは異常な状況における正常な反応が、長く解消しない状態である。そして、親しい人との死別には、大きな喪失感が伴う。それを乗り越えるためには、「グリーフワーク」という作業が必要である。:『100分de名著 安克昌 『心の傷を癒すということ』』より 2025.04.01 Reading Journal 2nd