2024-04-30

Reading Journal 2nd

春色梅児誉美ーー心をゆさぶるエロチシズム
山口 仲美 『日本語の古典』 より

『春色梅児誉美』は、官能的な恋愛模写と生き生きした江戸語が魅力となって江戸後期に大ベストセラーとなった。幕府に淫書と見なされたため悪評の中に埋もれていたが、多くの作家に影響を与えたこと、作品の新しさなどもあり、もっと評価されても良い作品である。:『日本語の古典』より