Reading Journal 2nd 「破竹の勢い」(諸王朝の興亡)(その1)井波 律子『故事成句でたどる楽しい中国史』 より 貴族文化が栄え厭戦ムードだった西晋も杜預の「破竹の勢い」の進軍によりやっと三国の最後の呉を滅ぼし中国を統一した。その後、西晋では貴族文化が栄え政治は腐敗する。やがて八王の乱などが起こり滅亡する。:『故事成句でたどる楽しい中国史』より 2025.01.30 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 反語法 / 引喩 瀨戸 賢一 『日本語のレトリック』 より 「反語法」は、皮肉で意味を伝える方法で、相手の言葉をオウム返しに言うなどの方法がある。次に「引喩」は、引用による比喩のことで、古くは和歌の本歌取りがある。引喩の本質はよく知られた原典に託して今の気持ちを述べることである。:『日本語のレトリック』より 2024.08.13 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 同語反復法 / 撞着法 瀨戸 賢一 『日本語のレトリック』 より 「同語反復法」は、同じ言葉を繰り返し、しかも無意味に陥らないという表現である。そして「撞着法」は、反対の意味の表現を結び付ける用法である。この表現は日常的な認識と矛盾した思いは私たちの中にもあるという認識が根底にある。:『日本語のレトリック』より 2024.07.20 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 漱石先生、猫見る会ぞなもし田中 貴子 『猫の古典文学誌』 より 「吾輩は猫である」の猫のモデルは、漱石家に迷い込んだ黒猫である。しかし、漱石自身が猫好きであったかどうかについては、はっきりしていない。そのころ日本で初めての猫の品評会が上野精養軒であった。夏目漱石はその審査員として名を連ねている。:『猫の日本文学誌』より 2024.06.28 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 落語に学ぶ / 土地の言葉を大切にする辰濃和男 『文章のみがき方』 より 夏目漱石は、落語が好きで落語から多くのものを学んだ。また二葉亭四迷が「文語一致体」を書き始めた時の先生も落語であった。落語は文章の先生でもある。また、方言は、文化の蓄積があり、方言を使った文章には、力強さがある。: 『文章のみがき方』より 2024.04.20 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 「夏目漱石」斎藤兆史『英語達人列伝 II』より 英語の達人二人目は大文豪の「夏目漱石」である。漱石は文学者となる前は、英語教師だった。そしてその英語力はまさに達人だった!斎藤兆史『英語の達人II』より 2023.04.12 Reading Journal 2nd