[第1回]

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[読書日誌]『ストレスの話 メカニズムと対処法』
福間 詳 著 [全14回]

世の中はストレス社会である。過度のストレスは簡単に短期間で人の体を蝕んでしまう恐ろしいものであり、また、PTSDなどを発症にも関係する。このストレスへの対処を「ストレスに対する備え」と「ストレスを受けた時の対処」に2段階で考える。『ストレスのはなし』より 
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[読書日誌]『すべてには時がある 旧約聖書「コヘレトの言葉」をめぐる対話』
若松英輔、 小友聡 著 [全12回]

本書は「NHK心の時代」『それでも生きる「コヘレトの言葉」』の対談集である。コロナ禍の状況でのこの放送は、大変な反響があった。「生きよ」と語りかけるコヘレトの言葉は時代を超えて言葉の杖となったのである。:『すべてには時がある 旧約聖書「コヘレトの言葉」をめぐる対話』 より 
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[読書日誌]『若い読者のための世界史』
エルンスト・H・ゴンブリッチ 著 [全41回]

この本は、名著『美術の物語』で有名なエルンスト・ゴンブリッジによる世界史の本である。著者若干25歳の時の子供向けの本であるが、今日のあらゆる批判に耐えうるものとしているのは、著者による長い「50年後のあとがき」にある。『若い読者のための世界史』より 
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[読書日誌] 『負動産地獄 その相続は重荷です』
牧野知弘 著 [全10回]

不動産は現金で持つよりも評価額が時価よりも安く算定されるため、相続財産の中でもスター的な存在だった。しかし、現在、普通の家庭でこの親の残した不動産の取り扱いで苦しんでいる子、孫が増えている。不動産を中心に相続の実態と対応を考える。:『負動産地獄』より
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[読書日誌]『それでも生きる 旧約聖書「コヘレトの言葉」』
小友 聡 著 [全15回]

本書は「NHK心の時代」のテキストである。コヘレトの言葉は、冒頭から「空」という言葉を繰り返す聖書からぬ文章である。そしてこの聖書からぬところが逆に聖書の面白さを伝え、そして、人々に「生きよ」と伝えている。:『それでも生きる 旧約聖書「コヘレトの言葉」』より 
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[読書日誌]『モチベーションの心理学 : 「やる気」と「意欲」のメカニズム』
鹿毛雅治 著 [全42回]

我々のモチベーションについての悩みは、どうしたら自分や他人をやる気にできるかである。しかし、次々と刊行される書物にあるような処方箋では一向に解決しない。それは、モチベーションが、単純な心理現象でないからである。『モチベーションの心理学』より
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[読書日誌]『悪文 伝わる文章の作法』
岩渕悦太郎 編著 [全16回]

現代は、あまり練られてない文章や文章を書き慣れていない人の文章も増えてきた。そのため、「伝わらない文章=悪文」が多くなっている。この本は、どうしたら、悪文と言われない文章を書けるかについて論じている:『悪文 伝わる文章の作法』より
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[読書日誌]『コヘレトの言葉を読もう』
小友 聡 著 [全14回]

この本は、従来、反面教師ととらえられていた旧約聖書の「コヘレトの言葉」を黙示思想の「ダニエル書」の対論ととらえて読んでいく。そして、空しさにあえぐ私たちに向かって、「生きよ」「生きるのだ」というメッセージを読み解いている。:『コヘレトの言葉を読もう』より 
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[レビュー]『こころの音読 名文で味わう英語の美しさ』
斉藤兆史 著 [全1回]

『英語達人列伝』の斎藤兆史による音読教本。斎藤が選んだ名文を音読しながら英語を磨く教本である。文章も易しくなく難しくない程度を選んであり、音読だけでなく、その他の使い方に関しても指南している。:『こころの音読 名文で味わう英語の美しさ』
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[読書日誌]『無気力の心理学 改版 : やりがいの条件』
波多野誼余夫/稲垣佳世子 著 [全13回]

本書は、無気力がどうして生まれるのかについて、心理学的な説明を試みた本である。現代人の無気力は、「獲得された無気力」よりも「効力感欠如」が大きいとして効力感を伸ばすための条件も解説している。『無気力の心理学 改版』より