Reading Journal 2nd [レビュー]『あつあつを召し上がれ』小川 糸 著 人生にはいろいろな人生があり、そしてその人生に刻まれた特別な料理がある。この本はそんな人生に寄りそう料理を中心とした七つの短編集である。どの料理にもどの話にも、小川糸のスパイスが効いていて、あなたの心を温めてくれる。:『あつあつを召し上がれ』より 2024.07.05 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd [レビュー]『新装版 ペルーからきた私の娘』藤本和子 著 藤本和子のこのエッセーは、表題の『ペルーからきた私の娘』と他の二つの話からなる。どれもめったに起こらないような話だが、でも大事件が起こるというわけでもない。そしてそれが日常の延長として淡々と語れている。:『ペルーから来た私の娘』より 2024.06.29 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd [読書日誌] 『人生の一冊の絵本』柳田邦男 著 [全27回] この本は、著名なドキュメンタリー作家、柳田邦夫による絵本についての本である。現代になると絵本の領域は広がり様々なジャンルの絵本が発売されている。柳田は、そのような絵本の世界を幾つもの切り口から紹介している。:『人生の一冊の絵本』より 2024.04.02 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd [読書日誌]『宮沢賢治 久遠の宇宙に生きる』北川前肇 [全14回] この本は、宮沢賢治の一生やその作品を、健治の信仰であった法華経から解き明かそうとするものである。著者の北川は、小学校卒業後仏門に入り、題目を唱える生活の中、健治の作品に触れ健治の生き方を問い続けていた人である。『宮沢賢治 久遠の宇宙に生きる』より 2024.02.20 Reading Journal 2nd