Reading Journal 2nd

「他者との暖かいやりとり」
波多野誼余夫 / 稲垣佳世子『無気力の心理学 改版』より

効力感の向上には「他社との暖かいやりとり」も重要である。競争的な関係でない環境で、他者との温かいやり取りをすることによって自分に対し肯定的なイメージを発達させ、その中で効力感も育ち強められる。『無気力の心理学 改版』より 
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「日本の僧侶(ボンズ)のように — アルル」(その2)
木下長宏『ゴッホ<自画像>紀行』より 

ゴーギャンがアルルにやってきた。しかし二人の距離は次第に広がり、ついにはゴッホが耳を切る事件を起こしてしまう。このころ描いた二つの自画像は、服装などは同じだが雰囲気は対照的である。:『ゴッホ<自画像>紀行』より
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「作戦参謀の独善横暴」
藤原彰『餓死した英霊たち』より

日本軍の大量餓死の原因の責任は、補給を無視した作戦や後方兵站を軽視した作戦担当の幕僚層にある。彼らは失敗で更迭されても不死鳥のようによみがえり失敗を繰り返した。そして「玉砕」おも放置した。『餓死した英霊たち』より 
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「自律性の感覚」
波多野誼余夫 / 稲垣佳世子『無気力の心理学 改版』より

「効力感」を得るためには、「自律性感覚」が必要である。それには、自己選択の機会を持たせることが重要である。また、効力感には、一般に無力感に陥るような場合にでもそれを切り抜けることができるような可能性もある。『無気力の心理学 改版』より 
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「日本の僧侶(ボンズ)のように — アルル」(その1)
木下長宏『ゴッホ<自画像>紀行』より 

アルルでのゴッホの最初の自画像は画家が黙々と歩いている「タラスコン街道を行く画家」だった。その後、日本の一本の草の絵に惹かれ、やがて来るゴーギャンのために日本の僧侶になった自画像を描いた:『ゴッホ<自画像>紀行』より
Spin off

玄関のペンキ塗り

お山の家の玄関のペンキがだいぶ剝げたので、今回塗ってきましたよ。ペンキをぬりぬりしたら、だいぶいい感じとなりました。今後は、ベランダを少しずつ塗ろうかと思います。ペコ。:[おいらハスラー:ハスラーと日々の日記]
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「兵站軽視の作戦指導」
藤原彰『餓死した英霊たち』より

日本軍は南方作戦全体で、現地自活主義を方針とした。しかしそれはどの地域でも通用することではなく、飢餓へと通じる道であった。また、輸送のため送られた大量の馬も犠牲となり、一頭も帰国することはなかった。『餓死した英霊たち』より
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「失敗にもとづく無力感」
波多野誼余夫 / 稲垣佳世子『無気力の心理学 改版』より

「失敗」の連続は、人を無力感に陥らせる原因となる。そしてその失敗を「努力」のせいにするか「能力」のせいにするかによってその後の意欲が変わり、「努力起因傾向」の高い人は、失敗してもなお意欲的に取り組むことができる。『無気力の心理学 改版』より 
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「鏡に映らない自己を描く — パリ」(その4)
木下長宏『ゴッホ<自画像>紀行』より 

ゴッホは、パリ時代に自画像の背景について実験を多く試みている。レンブラントからの伝統の背景から離れ、時には浮世絵のシルエットを描きこんだり、その筆致はなどを変えながら実験を繰り返した。『ゴッホ<自画像>紀行』より
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「補給無視の作戦計画」
藤原彰『餓死した英霊たち』より

軍隊が行動し戦争をするのは、その軍隊に軍需品や食料を送るための輸送路が必要である。日本軍はこの補給を無視した作戦を実行したため大量の餓死者を出した。その原因は大本営作戦課の作戦を重視し補給を無視した行動だった。『餓死した英霊たち』より