Reading Journal 2nd

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人生のはかなさを知る(前半)
小友 聡『それでも生きる 旧約聖書「コヘレトの言葉」』より

コヘレトの言葉の冒頭の言葉、「空」は、ヘブライ語で「へベル」である。この語の第一義を「束の間」と捉え、コヘレトの言葉を読んでいる。そしてそのメッセージは、束の間の人生だからこそ、時間の無駄をするなと捉えている。:『それでも生きる 旧約聖書「コヘレトの言葉」』より
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[読書日誌] 『負動産地獄 その相続は重荷です』
牧野知弘 著 [全10回]

不動産は現金で持つよりも評価額が時価よりも安く算定されるため、相続財産の中でもスター的な存在だった。しかし、現在、普通の家庭でこの親の残した不動産の取り扱いで苦しんでいる子、孫が増えている。不動産を中心に相続の実態と対応を考える。:『負動産地獄』より
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目標プロセスアプローチ(後半)
鹿毛雅治『モチベーションの心理学』より

行為が実現されるときには、意思の力が必要である。そしてその意志は、始める意志と続ける意志に分かれる。始める意志はルビコンモデルと呼ばれ、意思を伴う衝動であり、続ける意志はセルフ・コントロールと呼ばれる。:『モチベーションの心理学』より
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「コヘレトの言葉」とは何か(後半)
小友 聡『それでも生きる 旧約聖書「コヘレトの言葉」』より

イスラエルの歴史は、アブラムが神からカナンの地を与えると予言を授かることから始まる。その後幾多の試練を経て、ソロモン王の頃に絶頂を迎える。しかし、それも長くは続かずにバビロン捕因を経て旧約聖書の編纂がはじまる。:『それでも生きる 旧約聖書「コヘレトの言葉」』より
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「敬語の使い方」(その4)
岩渕悦太郎『悪文 伝わる文章の作法』より

対話の文体には敬体と状態がある。そして、この敬体と常態は、区別され一緒に使うことはない。文章においてもこれを混同して使うと読み手に一種の心理的な抵抗を与えてしまう。ただし、敬体の文に常態の文が混ざるケースは幾つかある:『悪文 伝わる文章の作法』より
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目標プロセスアプローチ(前半)
鹿毛雅治『モチベーションの心理学』より

目標が行動を引き起こし、コントロールされていく過程や推移を目標プロセスという。我々は、フィードバック・ループなどの自己調整を行い常に目標を修正しながら行動する。目標の改造構造もこの調整によって変わっていく。:『モチベーションの心理学』より
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「コヘレトの言葉」とは何か(前半)
小友 聡『それでも生きる 旧約聖書「コヘレトの言葉」』より

コヘレトの言葉は、旧約聖書の知恵文学に分類される12章のからなる小さな文書である。そして、コヘレトの言葉は長く異端の書と捉えられてきた。しかし、近年、この本を解釈し直してその魅力に気がつく人が増えてきた。:『それでも生きる 旧約聖書「コヘレトの言葉」』より
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「敬語の使い方」(その3)
岩渕悦太郎『悪文 伝わる文章の作法』より

敬語の悪文として、謙譲語の「お・・・する」を尊敬語のように使うなどの誤用がある。また二重の尊敬語も問題である。また「お・・・になられる」という尊敬の言い方は、敬意を表す「お・・・なる」にさらに「れる」を重ねていて誤用である。:『悪文 伝わる文章の作法』より
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目標内容アプローチ(後半)
鹿毛雅治『モチベーションの心理学』より

モチベーションには、「他利的」な「他社志向動機」によるものがある。人はもともと「利他的動機付け」を持っていて、他者のために何かをすることにより、自分の利他的な欲求が満たされ、互恵的な快感情が生じる。:『モチベーションの心理学』より
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[読書日誌]『それでも生きる 旧約聖書「コヘレトの言葉」』
小友 聡 著 [全15回]

本書は「NHK心の時代」のテキストである。コヘレトの言葉は、冒頭から「空」という言葉を繰り返す聖書からぬ文章である。そしてこの聖書からぬところが逆に聖書の面白さを伝え、そして、人々に「生きよ」と伝えている。:『それでも生きる 旧約聖書「コヘレトの言葉」』より