Reading Journal 2nd 「鏡に映らない自己を描く — パリ」(その1)木下長宏『ゴッホ<自画像>紀行』より ゴッホはパリ時代に多くの自画像を描いている。恐る恐る始めた最初期の自画像は、オランダ時代のと同じく、茶褐色系の色で統一されているが、背景の処理や顔の作り方などに光と色彩の関係を考えていることがわかる。『ゴッホ<自画像>紀行』より 2023.07.05 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 「中国戦線の栄養失調症」(その1)藤原彰『餓死した英霊たち』より 日本軍の餓死者は人口稠密な中国戦線においても発生した。中華大作戦で戦争栄養失調賞を研究していた長尾軍医の『戦争と栄養』によれば、戦病死者の死亡率は著しく高く、戦争栄養失調症での死亡率は98%に及んだ。『餓死した英霊たち』より 2023.07.04 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 「おわりに、あとがき」坂本真士『ネガティブ・マインド』より 絶望的になった人は、認知の歪みに気付くことが難しいため、自殺をほのめかされたりした場合は、共感しながら話を聞くことが大切である。また、うつ病が疑われる場合は、病院の受診が必要である。『ネガティブ・マインド : なぜ「うつ」になる、どう予防する』より 2023.07.03 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 「畑を耕すように– エッテン、ハーグ、ヌエネン」(その2)木下長宏『ゴッホ<自画像>紀行』より ゴッホは、牧者の道をあきらめたが、常に底辺の人に寄り添い絵画で牧者のなすべきことを果たそうとしていた。そうしている時、牧師である父が亡くなる。父を弔うために書いた「テーブルの上の聖書」では、「生」と「死」、ゴッホと父が対峙している。『ゴッホ<自画像>紀行』より 2023.07.02 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 「フィリピン戦での大量餓死」藤原彰『餓死した英霊たち』より フィリピン戦は、最初で最後の対米戦だった。フィリピンが決戦場と決めた大本営が大兵力を投入したため、戦死者に加え、水死者そして大量の餓死者がでた。彼らはしだいに山中に追いやられ、極限の人肉食いにまで走ったという。『餓死した英霊たち』より 2023.07.01 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 「ネガティブ・マインドの適応学」坂本真士『ネガティブ・マインド』より ネガティブ・マインドにも「進化」の過程で適応的な意味がある。生存を脅かす対象に備える、楽観的な見方を変えて再評価のきっかけになるなどのメリットがある。『ネガティブ・マインド : なぜ「うつ」になる、どう予防する』より 2023.06.30 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 「畑を耕すように– エッテン、ハーグ、ヌエネン」(その1)木下長宏『ゴッホ<自画像>紀行』より ゴッホは牧者の道を断念し、画家となった。熱心なキリスト教徒であったゴッホは、絵を描いているうちにその考えが変わっていく。そしてキリスト教と決別するが、信仰はむしろ強まっていった。『ゴッホ<自画像>紀行』より 2023.06.29 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 「孤島の置きざり部隊」藤原彰『餓死した英霊たち』より アメリカ軍は島づたいに進軍を行った。上陸によって日本軍は次々と玉砕されてしまったが、制空権・制海権を握っているアメリカは、守備隊が置かれている島を飛び越えて前進することもあった。そのような島に取り残された日本軍には餓死が待っていた。『餓死した英霊たち』より 2023.06.28 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 「機能型の自己注目に変える」(その2)坂本真士『ネガティブ・マインド』より ネガティブ志向に歪んだ認知を矯正するためには、他人の視点から自分の問題を考えること(メタ認知)が役立つ。また、人と接し「自己開示」することも役立つ。『ネガティブ・マインド : なぜ「うつ」になる、どう予防する』より 2023.06.27 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 「「一本の道」 — 画家になるまで」木下長宏『ゴッホ<自画像>紀行』より ゴッホは、グーピル協会の上司の娘にスケッチブックに書かれた小さな絵を送った。まだ画家になることなど夢にも思っていないゴッホが書いたこの「一本道」の絵は、ゴッホの生涯のモチーフとなった。『ゴッホ<自画像>紀行』より 2023.06.26 Reading Journal 2nd