Reading Journal 2nd

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ワンマンショーとしてのモディ政治(その1)
湊 一樹『「モディ化」するインド』より

二〇一九年の総選挙は、インド人民党(BJP)の勢いの衰えにもかかわらず、BJPは圧勝した。その背景には、モディ首相の個人的な人気があった。モディ政治の特徴は、自身にスポットライトを当てた「ワンマンショー」になっているというところである。:『「モディ化」するインド』より
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アルフォンス・ブダール
ジャン=ルイ・ド・ランビュール 『作家の仕事部屋』 より

アルフォンス・ブダールは、監獄と療養所を行き来しながら作家となった。本を書こうとするときは、田舎に行って自分を閉じ込めて毎日何頁か書くようにしている。机で書くことはほとんどなく、療養所での経験からベッドの中で書くことが多い。:『作家の仕事部屋』より
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行動経済学の基礎知識(その3)
大竹 文雄『行動経済学の使い方』より

伝統的経済学では、得られる情報を最大限利用して合理的な意思決定をすると考えられているが、実際には意思決定には思考費用がかかるため直感的判断をすることが多い。この直感的意思決定を行動経済学では「ヒューリスティックス」と呼ぶ。:『行動経済学の使い方』より
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「グジャラート・モデル」と「モディノミクス」(その4)
湊 一樹『「モディ化」するインド』より

二〇一四年のモディ政権発足以降に雇用創出と農村部の復興を図るために次々と政策を打ち出したが、政権一期の五年間には、目立った成果をあげられなかった。むしろ政府統計などによると雇用と農村をめぐる状況は悪化の兆候が見られた。:『「モディ化」するインド』より
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ロラン・バルト
ジャン=ルイ・ド・ランビュール 『作家の仕事部屋』 より

ロラン・バルトは、寝室の仕事部屋で朝の九時半から午後一時まで毎日仕事をしている。そして午後はピアノを弾き、日曜には絵を描く。そしてこのような生活の構造が書くためには必要であり、田舎の別荘にも、この三つの場所を再現している。:『作家の仕事部屋』より
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行動経済学の基礎知識(その2)
大竹 文雄『行動経済学の使い方』より

行動経済学では、人は現在バイアスのために計画を先延ばしする傾向があるとしている。そして先延ばし行動を理解しコミットメント手段により防ぐ人を賢明な人と呼ぶ。また、利得的な個人を想定せず、社会的選好を持っていると仮定する。:『行動経済学の使い方』より
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「グジャラート・モデル」と「モディノミクス」(その3)
湊 一樹『「モディ化」するインド』より

改革の旗手として期待されたモディ首相であったが、その経済政策「モディノミクス」は、期待外れであった。特に「物品・サービス税」の導入と「高額紙幣廃止措置」により、経済は混乱し中小の零細企業に大きな打撃を与えた。:『「モディ化」するインド』より
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[読書日誌]『作家の仕事部屋』
ジャン=ルイ・ド・ランビュール 編

『作家の仕事部屋』は、作家がどのような方法で創作するかの問いに対するインタビューである。驚くべきことは、どのインタビューも、その前のものとは全く違っていることであった。しかし、正反対に見える作家たちが、思わぬ類似を示すこともあった。:『作家の仕事部屋』より
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行動経済学の基礎知識(その1)
大竹 文雄『行動経済学の使い方』より

私たちは、自分の満足度が最大になるように意思決定をする。そのため伝統的経済学では、期待値に基づいて意思決定をすると考えてきたが、実際にはそうではない。その意思決定を補正するのが、行動経済学のプロスペクト理論である。:『行動経済学の使い方』より
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「グジャラート・モデル」と「モディノミクス」(その2)
湊 一樹『「モディ化」するインド』より

モディがグジャラート州首相時代の経済改革は「グジャラート・モデル」として有名になった。しかし実際には、大企業優先の改革が高い成長率を実現するという光の面と、縁故資本主義、雇用と賃金の停滞、社会開発の軽視という陰の面があった。:『「モディ化」するインド』より