Reading Journal 2nd なぜ子どもはことばが習得できるのか(後半)白井恭弘 『外国語学習の科学』より 外国語の習得に年齢が影響することの説明の一つに「心理的態度の違い」がある。これは、年齢が低い子どもほど環境に溶け込みやすいことが影響するという説明である。そしてもう一つ「母語フィルター」が影響するという説明がある。:『外国語学習の科学』より 2024.07.18 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 緩叙法 / 曲言法 瀨戸 賢一 『日本語のレトリック』 より 「緩叙法」は、わざと言葉を控えめにして、内に秘めた強い感情を伝えようとする表現である。そして「曲言法」は、言いたいことの反対を否定し、かえって強い意味を引き出すという表現法である。「緩叙法」も「曲言法」も根底は控えめの美学である。:『日本語のレトリック』より 2024.07.17 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 話し手の波に乗る / 言い訳しない東山紘久 『プロカウンセラーの聞く技術』 より 一対一の会話では、リズム感が大切である。そのためには適切な相づちと、反論しないことが必要となる。また、相手から非難された場合は、言い訳せずにじっくり聞いて、もし自分に落ち度があれば謝ることでしか信頼は回復しない。:『プロカウンセラーの聞く技術』より 2024.07.16 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd なぜ子どもはことばが習得できるのか(前半)白井恭弘 『外国語学習の科学』より 年齢が外国語の習得に非常に大きな影響をあたえる。これについて「臨界期仮説」(外国語学習には、この時期を過ぎると学習が不可能になる期間がある)という仮説がある。この仮説については、それがあるかどうかを含め多くの議論がある。:『外国語学習の科学』より 2024.07.15 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 提喩 / 誇張法 瀨戸 賢一 『日本語のレトリック』 より 前半の「提喩」は、類と種の関係にもとづいて意味範囲が伸び縮みする現象で、言葉の本質に根差している表現である。後半の「誇張法」は、極端に大げさな言い方をする表現法で、驚きの分をことばで上乗せするという、自然な動機から生まれる。:『日本語のレトリック』より 2024.07.14 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 共感とは芝居上手 / LISTENせよ、ASKするな東山紘久 『プロカウンセラーの聞く技術』 より 聞き手には「共感性」が必要である。しかし、この共感性は行き過ぎると聞き手が話し手と同一視してしまい現実がわからなくなる。聞き手は話し手の気持ちを感じるが、話し手と同じ立場でないことをわきまえなければならない。:『プロカウンセラーの聞く技術』より 2024.07.13 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 母語を基礎に外国語は学習される(後半)白井恭弘 『外国語学習の科学』より 母語の転移は、どのような条件で転移が起こりやすいか、研究である程度分かっている。このことは、「言語項目の典型性」が重要な役割を担っている。特に転移が強い領域に発音などの音声面がある。また母語の文化も明らかに転移する。:外国語学習の科学』より 2024.07.12 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd くびき法 / 換喩 瀨戸 賢一 『日本語のレトリック』 より 「くびき法」は、「服装の乱れは、心の乱れ」のように「同じ表現でその意味が異なる」というレトリックである。そして換喩(メトニミー)は、意味を横滑りさせ、空間的な結びつきや時間的な結びつきで表現するレトリックである。:『日本語のレトリック』より 2024.07.11 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 相手の話は相手のこと(わかるが勝ち) / 評論家にならない東山紘久 『プロカウンセラーの聞く技術』 より 聞き上手になるには「相手の話は相手のこと」として客観的な立場で、しかも共感をもって話を聞く必要がある。このことは難しく客観的になりすぎると、自我関与度が低くなり、相手に寄り添えない。寄り添おうとすると、尋ねるになってしまう。:『プロカウンセラーの聞く技術』より 2024.07.10 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 母語を基礎に外国語は学習される(前半)白井恭弘 『外国語学習の科学』より ある言語の習得の難しさを決めているものの一つに「言語間距離」がある。日本語と英語は言語間距離が離れているため、日本人は英語の習得にハンディキャップを追っている。この言語間距離と習得の難しさの問題は、母語の知識の「転移」が関係している。:『外国語学習の科学』より 2024.07.09 Reading Journal 2nd