Reading Journal 2nd

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控えめな問いかけ(その2)
エドガー・H・シャイン 『人を助けるとはどういうことか』より

プロセス・コンサルタントの役割の中心をなす「控えめな問いかけ」は、さらに「純粋な問いかけ」「診断的な問いかけ」「対決的な問いかけ」「プロセス思考的な問いかけ」に分かれる。ここではこの問いかけ、一つ一つ取り上げ解説される。:『人を助けるとはどういうことか』より
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[読書日誌]『難解な本を読む技術』
高田 明典 著

『難解な本を読む技術』は、思想書などの一般に難解な本を読む技術について書かれている本である。著者は、読むというのはその能動的な営みにより、知識や思想を自分のものにする行為と言っている。本書は、この「わかる」読書を目的としている。:『難解な本を読む技術』より 
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「呉越同舟」(春秋五覇)(その3)
井波 律子『故事成句でたどる楽しい中国史』 より

春秋時代の末期に起こった呉と越は壮絶な戦いをして覇権を競った。後に仲が悪い者同士が手を組むことを「呉越同舟」と言うようになるが、実際には越が呉を滅ぼすまで戦いは止まなかった。そして越も、そうは長く続かなかった。:『故事成句でたどる楽しい中国史』より
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控えめな問いかけ(その1)
エドガー・H・シャイン 『人を助けるとはどういうことか』より

支援の状況では、その罠にはまらないために、プロセス・コンサルタントの役割から始める必要がある。そして、その中心となるのが「控えめな問いかけ」である。この問いかけにより支援者が時期尚早な介入をして「罠」にはまることを防げる。:『人を助けるとはどういうことか』より
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「鳴かず飛ばず」(春秋五覇)(その2)
井波 律子『故事成句でたどる楽しい中国史』 より

ここでは「斉桓・晋文」に続いて春秋の覇者となった楚の荘王と宗の襄公、秦の穆公についての話が載っている。そしてその逸話から「鳴かず飛ばす」「鼎の軽重を問とう」「宗襄の仁」「怨み骨髄に徹す」などの言葉が生まれた。:『故事成句でたどる楽しい中国史』より
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[レビュー]『引き揚げを語る』
読売新聞生活部 編

日本で民間の引き揚げ人数は約三一九万人、そして犠牲者は約三〇万人であった。この数は、広島の原爆、沖縄戦、東京大空襲などの犠牲者と比べても圧倒的に多い人数である。そして、実際の戦争というものの凶悪さはこの引き揚げのような状況の中にある。:『引き揚げを語る』より
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支援の種類(後半)
エドガー・H・シャイン 『人を助けるとはどういうことか』より

支援者は「専門家」「医師」「プロセス・コンサルタント」の3つの役割を選ぶことができる。そして、支援者はプロセス・コンサルタントから始めることが大切である。この役割でお互い信頼関係を築いたのち、専門家や医師に移行できる。:『人を助けるとはどういうことか』より
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「斉桓・晋文」(春秋五覇)(その1)
井波 律子『故事成句でたどる楽しい中国史』 より

周の勢力が落ちて東周となると、その政治基盤が弱いことから春秋の戦国時代となる。この頃、諸侯の勢力が強くなり、中でも春秋五覇と呼ばれる覇者がいた。ここでは、最初の覇者である、斉の桓公、晋の文王の話が取り扱われている。:『故事成句でたどる楽しい中国史』より
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支援の種類(前半)
エドガー・H・シャイン 『人を助けるとはどういうことか』より

支援者もクライアントもはじめのうちはお互いに無知な領域が多く、そのためこの無知な領域を無くす努力が必要がある。ここでは支援者とクラインそれぞれにどのような無知な領域があるかを、具体的に検討している。:『人を助けるとはどういうことか』より
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訳者あとがき / 解説 読書猿 
ジャン=ルイ・ド・ランビュール 『作家の仕事部屋』 より

本書は、今から50年ほど前に書かれた本である。しかし、作家がどのように書いているのか、その秘密を垣間見られるため、今でも読まれ続ける価値がある。しかしその答えは意外にも作家の儀礼にはほとんど共通因子がないというものである。:『作家の仕事部屋』より