Reading Journal 2nd

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声喩 / 漸層法 
瀨戸 賢一 『日本語のレトリック』 より

擬声語と擬態語をあわせてオノマトペという。このオノマトペはあまり評判がよくないが、場面転換の合図などに使え、日本語の構造の問題もあり多用されている。また、ことばを足していくことによりクライマックスを形成する技法に「漸層法」がある。:『日本語のレトリック』より
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新しいインド?(その2)
湊 一樹『「モディ化」するインド』より

インドは「経済成長を続ける新興国」「普遍的価値を共有する戦略的パートナー」というイメージがあるが、どちらも現実との間に溝が広がっている。経済に関しては、新型コロナ対策と農村部の疲弊と雇用不足のため減速している。:『「モディ化」するインド』より
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外国語を身につけるために(その1)
白井恭弘 『外国語学習の科学』より

外国語の学習法は、初期には構造的言語学に影響された「オーディオリンガル教授法」が行われた。しかし、チョムスキーの生成文法が発表されると、その時代は終わる。その後第二言語教育の研究は「語用分析」」から「中間語分析」に移った。:『外国語学習の科学』より
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倒置法 / 対句法 
瀨戸 賢一 『日本語のレトリック』 より

「倒置法」は、倒置することにより強調したい部分を後までとっておき、そのサスペンド(宙づり)効果を使うレトリックである。また、主節と従属節を逆転させる用法もある。「対句法」は、「対句」により対立を際立させる効果がある。:『日本語のレトリック』より
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新しいインド?(その1)
湊 一樹『「モディ化」するインド』より

2000年代に入ると世界では民主主義が後退し、しだいに権威主義の国が増えてきた。インドも2014年にモディ政権になってから次第に権威主義化している。インドの権威主義は、民主主義の形骸化とヒンドゥー至上主義という二つの面からなる。:『「モディ化」するインド』より
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外国語学習のメカニズム(その3)
白井恭弘 『外国語学習の科学』より

第二言語習得モデルには、言語はインプットのみで取得されるというインプット仮説と学習を繰り返すごとに自動化されると主張する自動化モデルという2つの理論がある。どちらも極端な部分があり、多くの研究者は、その中間的な立場をとっている。:『外国語学習の科学』より
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省略法 / 黙説法 
瀨戸 賢一 『日本語のレトリック』 より

省略がレトリックとなるには、省くことによりある効果が生ずる必要がある。また、接続詞省略法と呼べる表現方法もある。黙説法は、黙ることによって意味が伝わる表現方法で、言葉を尽くそうとするが、絶する点に達するという表現がある。:『日本語のレトリック』より
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[読書日誌]『「モディ化」するインド』
湊 一樹 著

「世界最大の民主主義国家」と言われるインドは、ナンドラ・モディ首相の登場により急速に権威主義化している。本書は、モディ首相の「ヒンドゥー至上主義、個人崇拝の浸透」をあばき、モディ政権がインドに何をもたらすかを明らかにする。:『「モディ化」するインド』より
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外国語学習のメカニズム(その2)
白井恭弘 『外国語学習の科学』より

言語の習得には、言語内容を理解することのみが必要であるという「インプット仮説」は、かなりの信憑性がある。しかし、インプット仮説のみでは、説明できない現象があり、実際に話すためには、アウトプットの必要性が欠かせない。:『外国語学習の科学』より
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反復法 / 挿入法 
瀨戸 賢一 『日本語のレトリック』 より

ことばの反復は、リズムを生み、またリズムは反復を呼び起こす。反復法はそのようなリズムを生む使い方である。また、文に別の視点を挿入することがある。この挿入法は、乱用すると文の流れが悪くなるが、工夫しだいで文を豊かにする。:『日本語のレトリック』より