Reading Journal 2nd

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ワンマンショーとしてのモディ政治(その2)
湊 一樹『「モディ化」するインド』より

モディ首相の政治手法である「ワンマンショー」の裏側を見ると、SNSなどデジタルメディア、衛星放送、さらには映画などを活用したプロパガンダ、批判や・質疑応答などの徹底的な回避、さらにはメディアの監視と抑圧などの手法が見られる。:『「モディ化」するインド』より
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エルヴェ・バザン
ジャン=ルイ・ド・ランビュール 『作家の仕事部屋』 より

エルヴェ・バザンは、フランスの新写実主義の作家である。(本人は「趙写実主義」であるとしている。)完全に分類されている仕事部屋を持ち、読者がフィクションを信じられるようにするために、現場で偽のルポルタージュをして、細部を徹底的に作りこむ:『作家の仕事部屋』より
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ナッジとは何か(前半)
大竹 文雄『行動経済学の使い方』より

「ナッジ」とは、行動経済学の知見を使って選択の自由を確保しながら、金銭的インセンティブを用いずに行動変容を起こすものである。その設計において重要なのはどのようなことがボトルネックになっているかを見極めることである。:『行動経済学の使い方』より
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ワンマンショーとしてのモディ政治(その1)
湊 一樹『「モディ化」するインド』より

二〇一九年の総選挙は、インド人民党(BJP)の勢いの衰えにもかかわらず、BJPは圧勝した。その背景には、モディ首相の個人的な人気があった。モディ政治の特徴は、自身にスポットライトを当てた「ワンマンショー」になっているというところである。:『「モディ化」するインド』より
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アルフォンス・ブダール
ジャン=ルイ・ド・ランビュール 『作家の仕事部屋』 より

アルフォンス・ブダールは、監獄と療養所を行き来しながら作家となった。本を書こうとするときは、田舎に行って自分を閉じ込めて毎日何頁か書くようにしている。机で書くことはほとんどなく、療養所での経験からベッドの中で書くことが多い。:『作家の仕事部屋』より
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行動経済学の基礎知識(その3)
大竹 文雄『行動経済学の使い方』より

伝統的経済学では、得られる情報を最大限利用して合理的な意思決定をすると考えられているが、実際には意思決定には思考費用がかかるため直感的判断をすることが多い。この直感的意思決定を行動経済学では「ヒューリスティックス」と呼ぶ。:『行動経済学の使い方』より
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「グジャラート・モデル」と「モディノミクス」(その4)
湊 一樹『「モディ化」するインド』より

二〇一四年のモディ政権発足以降に雇用創出と農村部の復興を図るために次々と政策を打ち出したが、政権一期の五年間には、目立った成果をあげられなかった。むしろ政府統計などによると雇用と農村をめぐる状況は悪化の兆候が見られた。:『「モディ化」するインド』より
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ロラン・バルト
ジャン=ルイ・ド・ランビュール 『作家の仕事部屋』 より

ロラン・バルトは、寝室の仕事部屋で朝の九時半から午後一時まで毎日仕事をしている。そして午後はピアノを弾き、日曜には絵を描く。そしてこのような生活の構造が書くためには必要であり、田舎の別荘にも、この三つの場所を再現している。:『作家の仕事部屋』より
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行動経済学の基礎知識(その2)
大竹 文雄『行動経済学の使い方』より

行動経済学では、人は現在バイアスのために計画を先延ばしする傾向があるとしている。そして先延ばし行動を理解しコミットメント手段により防ぐ人を賢明な人と呼ぶ。また、利得的な個人を想定せず、社会的選好を持っていると仮定する。:『行動経済学の使い方』より
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「グジャラート・モデル」と「モディノミクス」(その3)
湊 一樹『「モディ化」するインド』より

改革の旗手として期待されたモディ首相であったが、その経済政策「モディノミクス」は、期待外れであった。特に「物品・サービス税」の導入と「高額紙幣廃止措置」により、経済は混乱し中小の零細企業に大きな打撃を与えた。:『「モディ化」するインド』より