Reading Journal 2nd

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アンドレ・ドーテル
ジャン=ルイ・ド・ランビュール 『作家の仕事部屋』 より

アンドレ・ドーテルは、仕事場としてベッドを選んだ。彼がそこで想像した地図の上を登場人物たちに放浪させる。自身も常に旅をしていたが、本のために放浪ではない。彼は自分の文学を《翻訳》と言っている。それは、人々の感情や冒険の《翻訳》である。:『作家の仕事部屋』より
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社会的選好を利用する
大竹 文雄『行動経済学の使い方』より

行動経済学のナッジには、社会的選好にかかわるものがある。たとえば贈与交換(自分が受けた恩恵が自分の参照点よりも高い場合は、恩恵に報いる傾向がある)や、行う行動が社会的に多数派になっていることを示すナッジなどがある。:『行動経済学の使い方』より
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新型コロナ対策はなぜ失敗したのか(その3)
湊 一樹『「モディ化」するインド』より

新型コロナの第一波を乗り越えたインドは、新型コロナを効果的に封じ込めたと大見えを切った。しかし、すぐに第二波に襲われ、また深刻な被害を被った。この感染対策には、モディ政治の本質つまり「貧困層への無関心」「専門知の軽視」が現れている。:『「モディ化」するインド』より
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[マガジン]「登らない富士山」
『旅行読売2024.10』より

特集は「登らない富士山」、現在オーバーツーリズムが問題になっている富士山。ここでは、頂上に上らずに5合目から楽しむ富士登山の形を紹介している。バラエティーに富んだ、2時間から4時間半の5コースである。その他、紅葉の名湯の旅など:『旅行読売 2024年10月号』より
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思いやりのコーチング
リチャード・ボヤツィス 他 『成長を支援するということ』より

「思いやりのコーチング」は、「意識的変革モデル(ICT)」によって説明される。ICTモデルでは、行動変容には5のステップがあるされる。従来型のコーチングは対象者をNEAゾーンへ押しやるのに対し、思いやりのコーチンぐでは、PEAゾーンへと導く。。:『成長を支援すること』より
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エレーヌ・シクスー
ジャン=ルイ・ド・ランビュール 『作家の仕事部屋』 より

エレーヌ・シクスーは、パリ第八大学の教授であり、多産な作家、そして、女性解放運動の活動家でもある。彼女は、書くことは自分にとって呼吸のように抗しがたい欲望であると言っている。そして、物語は彼女の夢との交流でもある。:『作家の仕事部屋』より
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先延ばし行動
大竹 文雄『行動経済学の使い方』より

年功賃金や失業期間の問題、スムーズな社会保障給付、長時間労働などの問題は、伝統的な経済学の視点で見ると、理屈に合わないことが多い。ここでは、それらを行動経済学的な参照点や現在バイアスの問題と捉え、有効なナッジについて検討している。:『行動経済学の使い方』より
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新型コロナ対策はなぜ失敗したのか(その2)
湊 一樹『「モディ化」するインド』より

新型コロナウィルス感染症への対応として、突然行われた全土封鎖はインドに深刻な打撃を与えた。特に混乱したのは出稼ぎ労働者の帰還問題だった。また、経済の打撃はその後V字回復を見せたが、中小企業や貧困層の打撃は大きく経済格差が広がった。:『「モディ化」するインド』より
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インスピレーションを与える対話
リチャード・ボヤツィス 他 『成長を支援するということ』より

「思いやりのコーチング」は、他者の変化、学び、成長を手助けすることである。そのためには、両者の間に「共鳴する関係」を築くことが大切である。また支援する人はマインドフルな状態で希望を喚起し、思いやりを示す必要がある。:『成長を支援すること』より
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ギ・デ・カール
ジャン=ルイ・ド・ランビュール 『作家の仕事部屋』 より

ギ・デ・カールは、ベストセラー作家である。彼は小説を書くときにまず、綿密なプランを立てる。いくつものプランを融合させ時間をかけて最終プランを作ったら、その後は書くだけである。パリにを離れず食事も一日一回。毎日書き続ける:『作家の仕事部屋』より