Reading Journal 2nd

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ロベール・パンジェ
ジャン=ルイ・ド・ランビュール 『作家の仕事部屋』 より

ロベール・パンジェ は、弁護士となった後、画家を志しパリに向かった。そして、その後に作家となる。日々家にこもって生活し、毎日何かしらの文章を書いている。仕事の前は、不安に胸を締め付けられ、仕事のみが自分を慰めてくれると言っている。:『作家の仕事部屋』より
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みんながしています(社会的選好と社会規範)
大竹 文雄 『あなたを変える行動経済学』 より

伝統的経済学では、「合理的な人」を仮定していが、人間はバイアスのため、合理的な判断ができない。そのようなバイアスとして他利性、互恵性、社会選好、社会規範があり、またフレーミング効果やヒューリスティックスの影響も受ける。:『あなたを変える行動経済学』より
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ポピュリストが語ること(その5)
ヤン=ヴェルナー・ミュラー『ポピュリズムとは何か』より

ポピュリストは人民と直接つながりそれを代表していると主張し、自分のみが人民の正当な代表で、反対意見などの存在を認めない。民主主義との違いは民主主義では反対意見が正当なものと認め、民主主義の手続きを離れた代表を認めないことである。:『ポピュリズムとは何か』より
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[読書日誌]『人を助けるとはどういうことか』
エドガー・H・シャイン 著

『人を助けるとはどういうことか』は、組織心理学の創始者、「組織行動論」のレジェンドであるエドガー・H・シャインによる人の支援の本である。支援を行う人間関係のダイナミクスを分析し、その関係における信頼の重要性を説明している。:『人を助けるとはどういうことか』より
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パトリック・モディアノ
ジャン=ルイ・ド・ランビュール 『作家の仕事部屋』 より

パトリック・モディアノ は、若いころから才能を発揮し、多くの文学賞に輝いた作家である。彼は小説を一句一句積み上げるように書き、その一句が決定的なものになるまで、書いては消し書いては消しの連続でとなる。そしてぼやけた筋がある時動き始める。:『作家の仕事部屋』より
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暗黙の選択の利用(デフォルト)
大竹 文雄 『あなたを変える行動経済学』 より

「現在バイアス」などに対応する有効な手段として「デフォルトの設定(初期設定)」がある。われわれは、わからないことに対しては意思表示をしないことを選びがちである(不作為バイアス)が、これをデフォルト設定により変えることが出来る。:『あなたを変える行動経済学』より
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ポピュリストが語ること(その4)
ヤン=ヴェルナー・ミュラー『ポピュリズムとは何か』より

ポピュリストが代表しているのは、反多元主義に基づいて道徳化し、組織化されていない「人民」である。ポピュリストはこのような概念的な人民に「命令委任」されているとする。この「命令委任」の概念は民主数義のアカウンタビリティを弱める。:『ポピュリズムとは何か』より
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思いやりの呼びかけ
リチャード・ボヤツィス 他 『成長を支援するということ』より

思いやりのコーチングは、相手のパーソナルビジョンに掘り下げることにより、PEAを呼び起こす。そしてコーチングにより人々に共鳴した関係が築かれる。さらにこの共鳴した関係は「恩送り」によって、社会に広がっていくビジョンが描ける。:『成長を支援すること』より
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A・P・ド・マンディアルグ
ジャン=ルイ・ド・ランビュール 『作家の仕事部屋』 より

A・P・ド・マンディアルグは、シュールレアリスムの影響をもとに詞的散文を書いた作家である。残酷なエロティスムに彩られた幻想的な雰囲気を醸し出すことにかけては、彼の右に出るものはいない。:『作家の仕事部屋』より
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先延ばしの心理(現在バイアス)
大竹 文雄 『あなたを変える行動経済学』 より

人間には、将来の計画は立てられるのに、現在のことに対しては楽しみを優先して先延ばししてしまう傾向がある。これを「現在バイアス」という。そのため、将来の計画を立てるときには、「現在バイアス」の影響を理解して行う必要がある。:『あなたを変える行動経済学』より