Reading Journal 2nd

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戦争形態の変化と民主主義の発達 — 冷戦の終結とリベラル・デモクラシーの勝利(その1)
長谷部 恭男 『憲法とは何か』より

一九世紀中葉に重火器の精度向上により戦争の方法が変わり徴兵制による大量の兵隊が必要となる。これを受けて国家は民主化と福祉の格差の是正に努める。そして、そのような国家体制は、議会制民主主義、ファシズム、共産主義に分かれた。:『憲法とは何か』より 
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「孝」「礼」 — 考えかたの原点(その3)
井波 律子 『論語入門』より

今日のところは、核となるキーワード「孝」と「礼」である。ここでは、孔子の言葉を通して「孝」と「礼」の意味が語られる。:『論語入門』より 
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国家と宗教 — 日蓮と法華信仰(前半)
末木 文美士 『日本仏教再入門』より

日蓮は『法華経』信仰に基づく為政者批判、現実批判により、日本仏教史の中でも特異な位置を占める。国家(王法)仏教(仏法)は、王法が主導権を握り結び付いていたため、為政者を批判する日蓮は数々の弾圧を受けた。:『日本仏教再入門』より 
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立憲主義と憲法改正 — 立憲主義の成立(後半)
長谷部 恭男 『憲法とは何か』より

ここでは、立憲主義の立場から憲法改正論議についての議論が書かれている。特に「国を守る責務」や「憲法九条の改正」については、守るべき国は、実は憲法の秩序であることを説明し、九条改正については、改正後の歯止めを考えないといけないとしている。:『憲法とは何か』より 
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「仁」 — 考えかたの原点(その2)
井波 律子 『論語入門』より

今日のところは、核となるキーワード『仁」である。ここでは、孔子の言葉を通して「仁」の意味が語られる。『論語入門』より
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『正法眼蔵』に見られる道元の思想 — 道元と禅思想(後半)
末木 文美士 『日本仏教再入門』より

道元の『正法眼蔵』は、日本思想史上、最高の哲学書とも言われている。ここでは、『正法眼蔵』の言葉を通して、「修証一等」「行持道環」などの道元の思想について考察している。:『日本仏教再入門』より 
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立憲主義の誕生 — 立憲主義の成立(前半)
長谷部 恭男 『憲法とは何か』より

近代の社会はさまざまな価値観が存在する多元的な社会である。このような社会において、人々が争うことがなく平和に平等に暮らすために「立憲主義」の思想が生まれた。この立憲主義となるために、公私の区別や、政治プロセスの適正化が欠かせない。:『憲法とは何か』より 
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「君子」 — 考えかたの原点(その1)
井波 律子 『論語入門』より

今日のところは、核となるキーワード「君子」である。ここでは、孔子の言葉を通して「君子」の意味が語られる。『論語入門』より 
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[レビュー]『月の満ち欠け 岩波文庫的』
佐藤正午 著

『月の満ち欠け』は、生まれ変わりをテーマとした小説である。思いを寄せる男性に会うために何度も生まれ変わってくる。現在・過去の時間軸、それぞれ話し手が変わる。それが組み合わせって進行し、最後まで飽きさせず読者を導いている。:『月の満ち欠け 岩波文庫的』より
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[読書日誌]『憲法とは何か』
長谷部 恭男 著

『憲法とは何か』は、憲法というものがどのようなものかを「立憲主義」の立場からその良い面と悪い面を含めて解説している。この立憲主義の立場とは、人々の多様性を認め、そのうえで社会生活の便宜とコストを公平に分かち合う基本的枠組みである。:『憲法とは何か』より