2025-12

Reading Journal 2nd

「梅干し主義」の克服、パン食の採用へ — 明治から満州事変まで
吉田 裕 『続・日本軍兵士』より

第一次世界大戦から第二次世界大戦の間、栄養学の発展により、陸海軍ともに兵食が改善された。陸軍でもパン食が開始され、それは栄養学的な利点はもちろん、兵員の負担改善という意味があった。この頃の兵食は一般国民の食事に比べて充実していた。:『続・日本軍兵士』より
Reading Journal 2nd

苦痛による救い(その1)
浅野 順一 『ヨブ記 その今日への意義』より

三人の友人がヨブを説得しようとしたが、果たせなかった。その後、エリフが、怒って話をはじめた。彼は、ヨブが神より自分が正しと主張することを怒っていた。友人たちは人生経験から説得しようとしたが、エリフの説得は霊感的直観からである。:『ヨブ記 その今日への意義』より
Reading Journal 2nd

感覚を研くこと
谷崎 潤一郎 『陰翳礼讃・文章読本』より

文章の上達には「感覚を研くこと」が大切である。そして、その感覚は、生まれつき鋭い鈍いの別があるが、多くは鍛錬によって磨くことができる。それには、出来るだけ多くのものを繰り返し読むこと、実際に自分で作ってみることが勧められている。:『陰翳礼讃・文章読本』より
Reading Journal 2nd

[レビュー] 『李陵 山月記』 (前半)– 「光と風と夢」「山月記」
中島 敦 著

中島敦の「光と風と夢」と「山月記」は、対照的な作品である。中島は前者においてその特異な才能を伸び伸びと発揮しそれは、中島の遠心的な試みと捉えられる。反対に『山月記』は、そのエネルギーが求心的な方向となり、両者を一体として中島文学がある。:『李陵 山月記』より
Reading Journal 1st

[再掲載]「星の王子周辺」7
内藤 濯 『星の王子とわたし』より

(初出:2007-02-26 )の再掲載:「星の王子周辺」7 内藤 濯 『星の王子とわたし』より
Reading Journal 1st

[再掲載]「星の王子周辺」6
内藤 濯 『星の王子とわたし』より

(初出:2007-02-24)の再投稿:「星の王子周辺」6 内藤 濯 『星の王子とわたし』より
Reading Journal 2nd

優良な体格と脚気問題 — 明治から満州事変まで
吉田 裕 『続・日本軍兵士』より

明治・大正期は小規模軍隊で、現役徴収率は大きくなかった。そのため、兵士の体格は一般と比べると極めて優良だった。給養の問題として最大なのは、脚気であった。脚気防止のため海軍は、パン食へ採用をしたが、陸軍は白米主義にこだわり対策が遅れた。:『続・日本軍兵士』より
Reading Journal 2nd

聖書と自然(その3)
浅野 順一 『ヨブ記 その今日への意義』より

自然の厳しいパレスチナでは、人は神との契約により自然から守られている。そして、気象や天体などの自然の法則も人間の法則とまったく別のものではなく、もともと神と民、民と民の間を規制する掟の概念から出ている。:『ヨブ記 その今日への意義』より
Reading Journal 2nd

文法に囚われないこと
谷崎 潤一郎 『陰翳礼讃・文章読本』より

日本語には、西洋語にあるような文法の細かい規則はない。時制の規則なども曖昧である。また、日本語は必ずしも主格を必要としない。それが日本語の特徴であるため、文法のための煩瑣な言葉を省いて、簡素に書くことが名文を書く秘訣の一つである。:『陰翳礼讃・文章読本』より
Reading Journal 2nd

徴兵制の導入 — 明治から満州事変まで
吉田 裕 『続・日本軍兵士』より

明治初期、日本は「国民皆兵」の原則を掲げて徴兵制を敷いた。当初「免役事項」もあり徴兵忌避が横行したが、免役事項廃止や教育などにより、次第に少なくなった。当時の軍隊は小さかったため、現役徴収率は20%程度であり、不公平感も大きかった。:『続・日本軍兵士』より