2025-12

Reading Journal 2nd

聖書と自然(その3)
浅野 順一 『ヨブ記 その今日への意義』より

自然の厳しいパレスチナでは、人は神との契約により自然から守られている。そして、気象や天体などの自然の法則も人間の法則とまったく別のものではなく、もともと神と民、民と民の間を規制する掟の概念から出ている。:『ヨブ記 その今日への意義』より
Reading Journal 2nd

文法に囚われないこと
谷崎 潤一郎 『陰翳礼讃・文章読本』より

日本語には、西洋語にあるような文法の細かい規則はない。時制の規則なども曖昧である。また、日本語は必ずしも主格を必要としない。それが日本語の特徴であるため、文法のための煩瑣な言葉を省いて、簡素に書くことが名文を書く秘訣の一つである。:『陰翳礼讃・文章読本』より
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徴兵制の導入 — 明治から満州事変まで
吉田 裕 『続・日本軍兵士』より

明治初期、日本は「国民皆兵」の原則を掲げて徴兵制を敷いた。当初「免役事項」もあり徴兵忌避が横行したが、免役事項廃止や教育などにより、次第に少なくなった。当時の軍隊は小さかったため、現役徴収率は20%程度であり、不公平感も大きかった。:『続・日本軍兵士』より
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[review] “Audrey Hepburn”
by Chris Rice [PENGUIN READERS LEVEL 2]

“Audrey Hepburn”は、PENGIN READERSに収録されているオードリー・ヘップバーンの伝記である。世界的な女優である彼女の人生を600語レベルのやさしい英語でたどっている。:” Audrey Hepburn”より