Reading Journal 2nd オデュッセイアのなかのオデュッセイア(前半) イタノ・カルヴァーノ 『なぜ古典を読むのか』 より オデュッセイアの中にはいくつものオデュッセイアがある。重層的に語られているなかでオデュッセウスは、帰還の旅をつづける。そして、そこには常に、忘却の危険が付きまとう。この帰還の物語は、終わっていない、すでに現実になる以前に存在する。:『なぜ古典を読むのか』より 2025.08.23 Reading Journal 2nd