2025-07-15

Reading Journal 2nd

近代日本の祭政教関係の制度化 — 廃仏毀釈からの出発(その3)
末木 文美士 『日本仏教再入門』より

明治政府の仏教冷遇政策に対して、島地黙雷、大洲鉄然、赤松連城などの真宗勢力が、果敢に批判した。彼らはヨーロッパ視察を通じて得た宗教の概念や政教関係の知識から、政教分離や信仰の自由を説いた。そしてその努力により、政府の政策は変更される。:『日本仏教再入門』より