2025-07-03

Reading Journal 2nd

カール・シュミットの議会制民主主義批判と三種の国家体制 — 冷戦の終結とリベラル・デモクラシーの勝利(その2)
長谷部 恭男 『憲法とは何か』より

第一次世界大戦後にカール・シュミットは、リベラルな議会制民主主義は過去のものであると主張した。そして、それに代わるものとして「ファシズム」と「共産主義」をあげている。しかし、実際には第二次世界大戦の終結によりまずファシズムが粉砕された。:『憲法とは何か』より