2025-02

Reading Journal 2nd

ほかの問いかけと「謙虚に問いかける」はどう違うのか(後半)
エドガー・H・シャイン 『問いかける技術』より

ここでは「対決的な問いかけ」「プロセス志向の問いかけ」を扱う。前者は、自分の言いたいことを言うための質問で、謙虚に問いかけるになるのは稀である。後者は、会話のそのものに焦点を当てるもので、会話がぎごちないとき有効になる。:『問いかける技術』より
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点検読書
M.J.アドラー / C.V.ドレーン 『本を読む本』より

読書の第二レベルは「点検読書」である。この点検読書は「下読み」と「表面読み」に分かれる。「下読み」は、本の表題を始めいろいろな部分を拾い読みして本の品定めをすることである。「表面読み」とは、理解度が半分ぐらいでもまずは通読することを言う。:『本を読む本』より 
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「一将 功成りて 万骨枯る」(唐・三百年の王朝)(その3)
井波 律子『故事成句でたどる楽しい中国史』 より

唐は「安史の乱」以降活力を失った。その原因は宦官勢力の台頭、節度使の軍閥か、さらに貴族官僚と進士官僚の争いである。このころは詩も盛んであったが、晩唐の頃になると、技巧を凝らしたデカダンスの気配が濃厚なものになる。:『故事成句でたどる楽しい中国史』より
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ポピュリズムへの対処法(その2)
ヤン=ヴェルナー・ミュラー『ポピュリズムとは何か』より

ポピュリズムに対する自由民主主義的な批判として。ここでは3つの問題、すはわち「人民の境界の問題(境界問題)」「多元主義の問題」そして「どのようにポピュリストに対応するかの問題」を扱う。そしてポピュリストとの対話の重要性を指摘する。:『ポピュリズムとは何か』より
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ほかの問いかけと「謙虚に問いかける」はどう違うのか(前半)
エドガー・H・シャイン 『問いかける技術』より

本章では4つの問いかけについて、比較検討する。ここでは最初の2つにいてである。「謙虚な問いかけ」は、自分の無知を認め先入観を無くした謙虚な問いかけであり、「診断的問いかけ」は、相手の思考プロセスに影響を与える問いかけである。:『問いかける技術』より
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初級読書
M.J.アドラー / C.V.ドレーン 『本を読む本』より

読書の第1レベル「初級読書」は、発達に応じて4つの段階に分かれる。すなわち「準備期」「単語習得期」「知らない単語を習得できるようになる時期」「読書体験を自分のものにする時期」である。これらは十代の始めごろまでに終えることが望ましい。:『本を読む本』より 
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「口に蜜有り腹に剣あり」(唐・三百年の王朝)(その2)
井波 律子『故事成句でたどる楽しい中国史』 より

玄宗皇帝により唐の政治が安定するが、玄宗皇帝が楊貴妃に惑わされ衰退し、結局「安史の乱」により楊貴妃を絞殺せざるを得なくなる。それ以降、唐は繁栄から衰退にむかう。また、この「盛唐」は中国古典詩の黄金時代でもある。:『故事成句でたどる楽しい中国史』より
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「謙虚に問いかける」の実践
エドガー・H・シャイン 『問いかける技術』より

ここでは、「謙虚に問いかける」ことの実践例を8つ示し、その状況での「謙虚な問いかけ」とその教訓が書かれている。そして、謙虚な問いかけとは、決まった質問があるわけではなく、その人に関心を持ち尊重し思いやる気持ちから生まれることを示している。:『問いかける技術』より
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読書のレベル
M.J.アドラー / C.V.ドレーン 『本を読む本』より

読書には4つのレベルがある。それは、(子どもが)文の意味が分かるようになるまでの「初級読書」、短時間で本の内容を知る「点検読書」、本を徹底的に読む「分析読書」、最後に同じ主題の複数の本を同時に読む「シントピカル読書」である。:『本を読む本』より 
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「自家薬籠中の物」(唐・三百年の王朝)(その1)
井波 律子『故事成句でたどる楽しい中国史』 より

隋王朝はわずか四十年で滅び、続いて唐王朝が出来た。唐は太宗により繁栄の基礎が築かれる。そして詩や書などの芸術も栄えた。その唐王朝に則天武后が現れた。女官上りの彼女は、高宗のパートナーとなり、やがて皇后に、そして即位した。:『故事成句でたどる楽しい中国史』より