2024-10

Reading Journal 2nd

ジャック・ローラン
ジャン=ルイ・ド・ランビュール 『作家の仕事部屋』 

ジャック・ローランは、その名前で心理小説を、セシル・サン=ローランの名前で大衆小説を書いた。そしてその書き方や構想も二つの名前では異なる。ジャック・ローランでは、手で書くが、セシル・サン=ローランの場合は、秘書が口述したものをタイプする。:『作家の仕事部屋』より
Reading Journal 2nd

公共政策への応用(前半)
大竹 文雄『行動経済学の使い方』より

消費税と所得税を比べた場合に同じ税収でも消費税の方が重い負担に感ずる。ここでは、消費税や軽減税率、保険料負担などの公共政策について、行動経済学的な研究などにより、どうして私たちが実際と違う認識をしてしまうのかについてあかされる。:『行動経済学の使い方』より
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エピローグ・あとがき
湊 一樹『「モディ化」するインド』より

モディ政権の10年でインドは最大の民主主義国家から権威主義国家へ変わりつつある。そのような非民主主義的変化には、モディ政治が国民から支持されているという錦の御旗が必要である。そのため、モディ政権は選挙至上主義となっている。:『「モディ化」するインド』より
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生存と繁栄(後半)
リチャード・ボヤツィス 他 『成長を支援するということ』より

人が成長するためにはNEAとPEAが必要だが、問題はそのバランスである。研究によると私たちが必要なPEAは思ったよりも多く、そのため支援者は対象者の強みに焦点を合わせてPEAを呼び起こすことが必要である。また適度なストレスの解消も必要である。:『成長を支援すること』より
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マルセル・ジュアンドー
ジャン=ルイ・ド・ランビュール 『作家の仕事部屋』 より

マルセル・ジュアンドーは、非常に多産な作家である。かれは自らを生きた録音機であると称し、彼の周りに起こった事件から着想を得た小説を書いている。常に手帳を持ち歩き、何か面白いことがあると書きつけ、散歩の間に短編が出来ることもある。:『作家の仕事部屋』より
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医療・健康活動への応用(後半)
大竹 文雄『行動経済学の使い方』より

ここでは、ダイエットを成功させるナッジ、ジェネリック薬品への切り替えを促すナッジ、臓器提供を促すナッジなどの行動経済学の医療・健康活動面への応用が書かれている。その中には著者らによる臓器提供のナッジの研究などが含まれる。:『行動経済学の使い方』より
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グローバル化するモディ政治(その3)
湊 一樹『「モディ化」するインド』より

モディ政権は、「グローバルサウス」という言説を自国に有利に使い、そして2023年のG20サミットの議長国なると、その場をモディ首相のワンマンショーにして、国内外にアピールする。しかしその後、先進国との亀裂も目立つようになった。:『「モディ化」するインド』より
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生存と繁栄(前半)
リチャード・ボヤツィス 他 『成長を支援するということ』より

NEAは生存のために重要である。危機に瀕している時はNEAが支配的になる。しかし、さらに発展するためにはPEAの関与が必要である。このNEAやPEAは、脳内のニュートロンネットワークや交感神経、副交感神経と関係があり、支援者はこのPEAとNEAを適切に引き出す必要がある。:『成長を支援すること』より
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ジュリアン・グラック
ジャン=ルイ・ド・ランビュール 『作家の仕事部屋』 より

ジュリアン・グラックは、パリ士官学校で教鞭をとりながら流行や流派とは無縁で、孤独な創作活動をした。彼の仕事は間欠的であり、そして物語や小説を書くときは、日をあけないようにするが、それでも一日二時間以上は仕事をしない。。:『作家の仕事部屋』より
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医療・健康活動への応用(前半)
大竹 文雄『行動経済学の使い方』より

健康活動のような分野は、現在の行動の結果が自分にフィードバックされるまでに時間がかかる。そのため行動経済学的な現在バイアスに影響を受けやすい。ここでは、医療・健康活動への行動経済学的な応用が示されている。:『行動経済学の使い方』より