2024-09

Reading Journal 2nd

ワンマンショーとしてのモディ政治(その3)
湊 一樹『「モディ化」するインド』より

2023年、イギリスのBBCCは『インド―モディ政権を問う』というドキュメンタリー番組を放送した。その内容は、グジャラート暴動時などに行われたイスラム教徒への差別や迫害である。モディ政権はこの放送に過剰反応とも思える反応を示した。:『「モディ化」するインド』より
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[レビュー]『忘れられた日本史の現場を歩く』
八木澤 高明 著

『忘れられた日本史の現場を歩く』は、写真と文章から構成されたルポルタージュである。著者は今では忘れられた日本史の現場に分け入り、土地の人に話を聞きその痕跡を探りそして、写真に記録している。:『忘れられた日本史の現場を歩く』より
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[読書日誌]『成長を支援するということ』
リチャード・ボヤツィス 他 著

『成長を支援するということ』は、思いやりのコーチングについて書かれている本である。思いやりのコーチングでは、従来のコーチングにと違い人の持続的な成長、「真にありたい自分」を追求できるような支援をすることが出来る。:『成長を支援すること』より
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ミッシェル・ビュトール
ジャン=ルイ・ド・ランビュール 『作家の仕事部屋』 より

ミッシェル・ビュトールは、ヌーヴォー・ロマンの代表的作家の一人である。彼の作品はエッセーにしろ小説にしろ「人格の二重化の企て」である。仕事をするには環境に関して中性化して何も目立つものを無くし、仕事に没頭する。:『作家の仕事部屋』より
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ナッジとは何か(後半)
大竹 文雄『行動経済学の使い方』より

ナッジには、「人々の選択を特定の方向に誘導する」ことを危険視する批判がある。批判者は、政府の温情主義的な政策に反対し、ナッジが見えないところで人を操作しているように感じている。しかし著者はそのような心配ことを説明している。:『行動経済学の使い方』より
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ワンマンショーとしてのモディ政治(その2)
湊 一樹『「モディ化」するインド』より

モディ首相の政治手法である「ワンマンショー」の裏側を見ると、SNSなどデジタルメディア、衛星放送、さらには映画などを活用したプロパガンダ、批判や・質疑応答などの徹底的な回避、さらにはメディアの監視と抑圧などの手法が見られる。:『「モディ化」するインド』より
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エルヴェ・バザン
ジャン=ルイ・ド・ランビュール 『作家の仕事部屋』 より

エルヴェ・バザンは、フランスの新写実主義の作家である。(本人は「趙写実主義」であるとしている。)完全に分類されている仕事部屋を持ち、読者がフィクションを信じられるようにするために、現場で偽のルポルタージュをして、細部を徹底的に作りこむ:『作家の仕事部屋』より
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ナッジとは何か(前半)
大竹 文雄『行動経済学の使い方』より

「ナッジ」とは、行動経済学の知見を使って選択の自由を確保しながら、金銭的インセンティブを用いずに行動変容を起こすものである。その設計において重要なのはどのようなことがボトルネックになっているかを見極めることである。:『行動経済学の使い方』より
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ワンマンショーとしてのモディ政治(その1)
湊 一樹『「モディ化」するインド』より

二〇一九年の総選挙は、インド人民党(BJP)の勢いの衰えにもかかわらず、BJPは圧勝した。その背景には、モディ首相の個人的な人気があった。モディ政治の特徴は、自身にスポットライトを当てた「ワンマンショー」になっているというところである。:『「モディ化」するインド』より
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アルフォンス・ブダール
ジャン=ルイ・ド・ランビュール 『作家の仕事部屋』 より

アルフォンス・ブダールは、監獄と療養所を行き来しながら作家となった。本を書こうとするときは、田舎に行って自分を閉じ込めて毎日何頁か書くようにしている。机で書くことはほとんどなく、療養所での経験からベッドの中で書くことが多い。:『作家の仕事部屋』より